たとえば簡単に幸せになれる方法の一つに
「自分らしく生きていく」という方法があります。
まあ、自分らしく生きていけてるのに
逆に不幸だと言ってる人はまずいないと思いますが、
だからこのサイトでも何度か
自分らしく生きていく方法とか書いてきたのですが、
どんなに頑張って自分らしく生きて行こうとしても、
なかなか自分らしく生きれない人が中にはいらっしゃるようです。
例えばなかなか自分らしくなれ無い人の場合だと、
人の目、例えば家族や世間の目が気になって、
自分らしい生き方ができない人がいます。
また、普段は周りの目があまり気にならない人であっても、
時には常識を重んじるような人も、
自分らしい生き方が出来ない事があるようです。
しかし、こういった周りの目や
常識が気になる人にお話したいのが、
この周りの目や常識というのは、実際の所、
自分の幸せとは全く何の関係の無い事柄なんだという話です。
例えば常識を頑なに信じ守ってきたからと言って、
全ての人が確実に幸せになれるというわけでも無いですし、
他人の目や親の目を気にしていけば最終的に幸せになれるのか?
というと誰もが疑問に思うはずです。
もちろん世の中にはいろんなタイプの人がいますので、
常識にそった生き方をすることで幸せになれる人や、
親や世間の目を気にする生き方に喜びを感じる人もいるかもしれません。
ただ、そういった人はそれでいいとは思うのですが、
そういった事が気になり過ぎて自分らしく生きていけないのなら、
全く気にしない。とまではいかないにしても、
相手に嫌な想いをさせない最低限のマナーは意識しておいて、
あとは自分の好きなように自分らしく生きていったらいいと
わたしは考えています。
そしてとくに他人の目や常識が気になる人に考えてほしい事として、
今の常識というのは日本に住んでいる人の最大公約数的な考え方であって、
別の言い方をすると、今の日本人の平均的な考え方=常識となる。
という事をまず知ってほしいのです。
そして、この常識というのは日本でしか通用しない事柄も多いですし、
今だけしか通用しない知識や考え方もかなり多く含まれている訳です。
しかしそんな今だけの平均的な考え方や概念に振り回されてしまって
自分らしく生きていけないというのは、やっぱりおかしいと思います。
また、人の目や親の目をかなり気にする人がいますが、
だいたい人の目にしても親の目にしても、
自分より年上の人がホトンドだと思います。
まあ、自分よりも若い人の目よりも、
ある程度年季が入ってる人の目が気になる事が多いと思います。
ただし、ある程度年を重ねて若い人に発言力がある人の場合だと、
その若い人の為を想って発言する。というよりも、
自分の都合や自分の利益、または世間体などを気にして、
若い人にいろいろ言ってる事が多いのです。
ただ、こういったお話は似たような話で
親子関係でもたまにある話なんですが、
例えば、子供を叱る時に
「あなたの事を想って言ってあげてるのよ」
と言い聞かせる親とかいますが、
こういった言い回し(セリフ)というのは
実は子供の為というよりも自分にとって都合が悪い話なんだけども
子供にちゃんと納得させられる様に話ができないから
子供に有無を言わせず納得させる為に、
あえて恩を売るような言い回しをしているわけです。
まあ子供の方としても、毎日食べさせてもらってるものだから
「こやつめ・・・」と本音の所では思ってるとは思いますが
はい分かりました。と納得しざるを得ないところもあるわけですね。
ただ親側から見て、子供だからといって分からないだろうと思っても、
ある程度意思の疎通ができるぐらい子供が大きくなってくれば、
親の話してることが本音を言ってるのか(自分を想ってい言ってるのか)
言いつくろってるのかぐらいは小学生でもわかります。
ただ、これと同じ様なケースで年齢がお互いに高齢の親子になると、
親が本音で言ってるのか、親の都合で言いつくろってるのかが
本当に自分ではわからなくなってくる事もあるようです。
ただそういった場面では、親の意見であってもそれを受け入れた場合
自分らしく生きていけないのなら、受け入れないほうがいいです。
その結果、たとえ親子の縁を切られてしまったとしても、
その親の元に居る間ずっと自分らしく生きていけないよりかは
よいと思います。
これは極端な話になってしまいますが、
お金持ちになれるけど一生自分らしく生きていけないよりかは、
無一文にはなるけど、今この瞬間から
一生涯自分らしく生きていける方が、
素晴らしい人生を送れるようになると思います。
まあお金については贅沢せず食べていくだけなら頑張ればなんとかなりますが、
自分らしさというのは、いくらお金があっても補うことはできないので、
損得勘定もいいのですが自分の人生についても十分考えた方がよいと思います。
まあ、どちらを選んでも一度きりの人生ですので、
納得できれば自分の経験してみたい人生を選ぶのが一番だと思います。