自分で出来ることは自分でやり、人に頼りっぱなしにしない生き方

私はよく友達からもいろいろ相談を受けるのですが、

「その問題は、自分で調べれば解決策も簡単に分かるものだし、

 人に頼ったところで自分自身が実行しない事には絶対に解決しない」

と思ってしまう事がほんとうに多いのです。

例えば、会社でリストラされてしまった人が居たとします。

その人が言うには、

ある日、普通に会社で働いているところへ

社内の45歳以上の社員全員に召集がかかり、

人事部の人から希望退職を勧められるという事があったそうです。

それで結局最後は

その希望退職に応じなければいけなくなったのですが、

会社が斡旋してくれた別の会社というのが

今の給料の半分ぐらいしかもらえない会社で

かなり生活が苦しくなってしまった。

という話があったとします。

そしてその人が言うには、会社がダメだとか、

政治がダメだとか、消費税がどうだとか言い、

結局自分以外の他の何かのせいにして、

自分自身を客観視できてないようでした。

ただ、会社がダメだというなら、

自分がその会社を変えてやろうとか、

政治がダメだというなら、

自分が何かしら政治に関わって変えてやろうとか

そういった今の現状を変えて行くための

実際の行動をまったくせずに人のせいにばかりしたうえ、

変えたいと思ってても、自分はまったく動かず、

結局なんでもかんでも他人任せにしてばかりしている人がいるのです。

そこで私が言いたいのが、

なんでもかんでも人のせいにしたうえに、

結局それは自分自身の事であるはずなのに、

他人や環境が変る事を期待して自分はまったく動かない。

という人が本当にこの世の中は多いんだな。

と私は思ったわけです。

実際に今の世の中は大混乱の最中で、

しかも日本も戦争に巻き込まれているのですが、

自分はどうする事も出来ないと考え、

何でも他人任せにしてしまってる人が多いのです。

しかし、一見自分は何も出来ないと思うことであっても、

実際にはなにかしらやれる事があります。

そこで自分で出来ることがあるにもかかわらず

全部他人任せにしてしまうと、

結局それが巡り巡って自分に帰ってきて

ろくな目にあわない事になるわけです。

だから、たとえ今の自分には何も出来そうな事が無い様に思えても、

必死に探せば、何かしらやれる事が出てくるので、

それを一生懸命頑張ってやってみてください。

そうする事で、今とは全く違った生き方が出来るようになるかもしれません。

もちろん、その違った生き方が自分にとって

都合のよい事ばかり起きてくるとは限りませんが、

少なくとも、他人任せにして不本意な生き方を送るよりかは

はるかに健全な生き方だとわたしは思っています。