優しさや思いやり

人というのは不思議なもので、

優しさがほしい時には放って置かれて、

逆に今は優しさや人の思いやりが欲しい時でもないのに

不思議と優しくされたりする事があります。

例えばこれはある人に聞いたお話ですが、

恋人と大喧嘩して別れた時にもの凄く寂しい思いをしていた時には

まったく何も言ってこなかった友人達が、

ある程度落ち着いて気持ちも整理できた頃になってから

急に優しく接してくる事があってなんなんだ?

と思った事があったそうです。

ただ実を言うと、この人の場合、

普段からあまり自分の気持ちを表に出さない人でして、

当時はそれがあまり態度に出てこなかったものだから

もしかしたらその人の家族や周りの友人達が

その寂しさに気付いてなかったのかもしれません。

だから後になってからその事に気がついて

急に優しくしていったのかもしれないのです。

まあ、ここの部分は私の想像上の話ですが、

しかし、普段から自分の気持ちを表に出さない人の場合、

人によっては上に書いた様に、

本当に寂しい時に優しくしてもらえなくなる場合もあるので、

普段から自分の気持ちを表に出す様に努力するのもいいかもしれませんね。

というのも、私もいろんな人の悩みを聞いてきましたが、

自分の感情や今の気持ちを表に出さない人は、

家族か、よっぽど長い間近くに居た親友ぐらいしか、

自分の本当の気持ちを理解してくれない場合が多いのです。

さらに言ってしまうと、自分の家族や友人が、

あまりおせっかいを焼かないタイプだったりすると、

その気持ちに気付いててもあまり優しくしてこない場合がある訳です。

となるともう、お互いにコミュニケーションが上手くいかずに

やきもきする場面がどうしても増えてきてしまうんですよね。

だから普段から自分の気持ちをあまりださない人は、

今からでも自分の気持ちや思いを行動にしたり

言葉にするようにしていくといいと思いますよ。

実際に言葉にする事で伝わる事というものもありますし、

自分の頭の中で想ってるだけでは、

相手の方としても何を考えているのかわからず、

動きようが無い場合が意外とあります。

相手の方としても、助けて欲しいとか

優しくして欲しいと言ってもらった方が、

(特に異性間では)助かる場合も多いので、

言葉にする事や態度に出す事はお勧めしたいところです。

ただまあ、女性よりも男性の方に鈍感な人がかなり多いので、

素直に思った事をその都度言った方がいい場合も結構ありますよ。

ただ腹が立ったら即平手打ち!というのは行き過ぎですが、

ちゃんと自分の言葉でどう想ったか?ぐらいは

その場その場で言った方がいい場合も結構あります。