人には人の生き方があり、自分には自分の生き方がある

人というのは病気で身体が弱っている時や

精神的にまいってしまってる時、

また追い詰められて気があせってる時とかには、

正常な判断が下せない場面がどうしても出てきてします。

そこでそういう時にかぎってなぜか

自分の人生にとってとても重大な決断を

下さなければいけなくなる場合もありまして、

そしてその状態で決断してしまうと大失敗してしまったり

後で後悔する結果になってしまう場合が結構あるわけです。

まあ、上に書いたような状態になってしまうと、

誰だって落ち着いて腰をすえじっくりて考えた上で

今の自分にとって正しいと思える決断なんて下せないと思います。

しかし長い人生をいきていると

たまにそういった場面に遭遇してしまうんですよね。

そこで後で後悔しないためにはどうしたらいいかといいますと、

(その時どうしたらいいかが分からない場合は周りの人や

 信頼できる人にアドバイスをもらうのはいいのですが)

他人の言ってる事はある程度は心にとどめておいて

決断する時は100%自分が責任を取るという心構えで決断すれば

後から後悔する事は少なくなると思います。

しかし多くの人がこういった状況のときにやってしまうのが、

自分にとって都合の良さそうな他人にアドバイスに便乗して

他人の言いなりに決断を下してしまうという事です。

ただこれをやってしまうと、

後から後悔してしまう事が本当に多いのです。

そしてなぜ後から後悔してしまう事が多いのかといいますと、

例えば今まさに病気だったり精神的にまいってたりしてると

誰でも正常な判断が出来なくなるとは思いますが更に・・・

そういう時って

「楽な方へ流されやすい」

というのも加わってしまうのです。

つまり、正常な判断が下せない状況の時に

後になったら辛くなったり面倒になる事なのに

その時は楽に見えてしまうものだから

その楽な方法を選んでしまいやすいという話です。

その時はよく見えても、

後になって冷静な判断ができるようになると、

その決断は間違ってた事に気づくわけです。

そして後悔してしまうわけですが・・・

しかし、たとえ正常な判断が下せない時でも

100%自分が責任を取ると決めて決断したなら

後からあれこれ考えたとしても自分で決めたので

あきらめもつくと思うわけです。

これを他人任せや流れにまかせてどうにかなるさとか

他人の言うとおりにしたんだから

自分は責任を取らないとか考えてると

後になってその人に言われたとおりにやったのに大失敗した場合、

そのアドバイスをくれた人を(その人は悪くないのに)

逆恨みする場合も出てきます。

まあこういった話はよくある話なんですが、

他人のアドバイスはあくまでもひとつの考えであって

そのアドバイスしてくれた相手にはまったく責任がありません。

(この責任が無いというのは、

 自分が決断を下した事やそのアドバイスにしたがって

 自分が行動した事に対する責任を指します)

そこを勘違いして人のせいにして恨んでしまうと

結局その恨みも自分に返ってくるので

よい事はひとつもありません。

だから自分がどんな状態であろうとも

決断する時は全部自分が責任を取る

という方法が一番無難だと思います。