例えば今、自分が幸せの絶頂にいるとします。
そこで、何か不幸な出来事が起きて
不幸のどん底に突き落とされたとします。
まあ、こういう状態になる事自体があまり無いのですが、
この上に書いた感情のパターンというのが、
しあわせな状態から不幸な状態に一旦切り替わって
不幸という感情を味わうことになるわけです。
そこでは決して、幸せの絶頂を味わいながら
同時に不幸のどん底は味わえません。
ただ、これがちょっと分かりにくいなら、
こう考えてみるのもいいかもしれません。
例えば、思いっきり腹が立っている時に、
心の底から笑える人がいるかどうか。
まあ、腹が立ちすぎて笑うしかないという場面は
もしかしたらあるかもしれませんが、
そういった場合でも、思いっきり笑うか
思いっきり腹を立てるかの
どちらかしか普通の人は出来ません。
(ただ中途半端にならどちらもする事は可能です)
また、思いっきり泣きながら同時に、
思いっきり腹を立てまくることも人には出来ません。
これも泣くか、腹を立てるかのどちらかなんです。
これらを踏まえて書くのですが、
「しあわせ」になりたい方は、
思いっきり幸せになるように努力してみてください。
また、笑顔で毎日生きていきたい方は
思いっきり笑えるような生き方になるよう努力してみてください。
ここで中途半端はダメです。
どちらも思いっきり限界までしあわせになれるぐらい、
また笑えるぐらいでないと、あまり効果がありません。
そしてこれがいつもできる人なら、
いつまでも幸せで笑顔で居続けられると思います。
まあ、今回はちょっと両極端なお話をしてみました。
これはたぶん参考にはならないかもしれませんが、
人の感情というのは結構単純なものなのです。