まず、この「人の心」というのは、その時の体調によって
かなり大きく左右される事が多いんですよね。
だから、元気がある時はそれほど気にならなかったことでも
個人的にイライラしてたり、体調がよくないというだけで、
途端にそれが気になってきたり、腹が立ってきたりするので
本当に大変だと思います。
しかしそういう時こそ、落ち着く事が一番だと思います。
例えば女性の悩みでよく耳にする話として、
「あの時、ついカッとなって、
言わなくてもいい事まで言ってしまって
今までの関係が完全にダメになってしまった」
という後悔の話があります。
これは体調があまりよくない時や精神的に疲れている場面で
「相手がしつこい時に」よくある話だと思いますが
そういう時こそ、落ち着く習慣といいますか
クセを身につけるべきだと思うのです。
実際にこういったお悩み相談の中で
「つい言ってしまった」というお話を聞いていると、
後からでは修復不可能なレベルのお話も稀にあるわけです。
そうならない為にはまず、
トゲがある言葉がその口から飛び出しそうな時に、
一旦、目を瞑って大きく深呼吸してください。
そして、だいたいそういう時はコブシを握っているので
手のひらを開いてください。(これだけでも結構違います)
後は、無理してでも笑う事が出来れば完璧ですが、
これはなかなか難しいので、
「とりあえずはまず落ち着こう」
と言葉に出して、
一旦その話題を切る(止める)といいです。
ただ、そこで話を止めても
相手は食って掛かってくるかもしれませんが
そういう場合は無視してその場を離れた方がいいです。
実際に、売り言葉に買い言葉。という言葉がありますが、
ここまでくると、最後は殴り合いの喧嘩か
絶縁の道しか残されてません。
現実にこの「つい言ってしまった」という事を経験して
とてもしあわせになれた人はあまりいないので、
たとえ逃げるような感じになったっとしても
この場面では逃げるが勝ちが正解となります。