占いは知られたくないこと、知りたくないことと向き合うチャンス

さて、人間関係についていろいろ書いてはきたものの、

私自身はどうなのか?というと、実はそれほど

良い人間関係を築けているという訳でも無いのが正直な所です。

自分でもやはり苦手な人というのは、やっぱりいるわけです。

例えば、話の途中で急に怒る人(キレる人)とかいますが、

こういうタイプの人は、どうしても個人的に苦手意識があります。

ただ、こういったタイプの人が好きという人も

あまり居ないとは思うのですが、

占い鑑定をしていると、中にはこういった感じの人も

稀にいらっしゃることがあるのです。

ただ、これはある意味仕方が無いことなんですよね。

というのも、この占いというのは、

鑑定に来られた方の内面を

占って(観てしまう)行動でもある訳ですから

とくにその人自身が隠しておきたい事ですらも、

占ってみるとわかってしまう場合が多いのです。

しかし、その隠したい事そのものが、

その人の悩みの原因になっている場合もあり、

その人のお悩み相談として

「なにが原因でそうなっているのか?」

を答えなければいけない場面では、

どうしても、こちらから言わなければいけないのです。

そうなるともう、わかりますよね。

本人は隠しておきたい事なのに、赤の他人である占い師が

そのものズバリを指摘してくるわけです。

とくに人に知られたくない事をズバッと言われたとしたら、

だれだって、心に動揺が走ってしまうものです。

そしてこの心の動揺が自分の内に行くと、うろたえたり

急にしゃべらなくなったりと行った感じになるのですが、

これが外に行くと、指摘してきた人を攻撃したり、

腹を立てたり、キレたりする場合もある訳です。

ただ、この占いというのは、

もともとそういうものだと私は思っています。

だから、占い鑑定を受ける場面では、

人に知られたくない事でも知られてしまう事を

始めから覚悟されて臨まれるといいかもしれません。

こちらの方としても「これは指摘されたくないだろうな」

という事はお話する前から結構わかるものなのですが、

言わない事には話しが前に進まないので

辛いところでもあるのです。