失敗できないときは心が気後れしているとき。こういうときはどうするか。

そういえば、普段から人の目が気になる人っていますよね。

例えば前回お話した様な、勝手に他人を批評するから

逆に人の目が気になるというタイプの人ではなく、

これとは別に普段から人の目が気になる人です。

実は、こういった人の目が気になる人というのは、

過去に大勢の人前で恥をかいたり、

自分が自信を持ってやった事に対して、

他の人の前で笑われたりした事があって、

こういった人の目が気になる様になった人が居ます。

こういった人の場合は、

最初はもの凄く難しいかもしれませんが、

普段やらないような事で、自分にとって

少しハードルが高い事を毎日1つでいいので

やるようにしてみてください。

しかし、そんな事をすると、失敗するのでは?

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、

はい。確実に失敗すると思います。

が答えになります。

つまり「小さな」失敗をする為の訓練を

「自ら積極的に」やって行こうというのが

このお話の趣旨です。

でも、人の目を気にしてばかりいる人は、

もの凄くこの小さな失敗でさえも、恐れる傾向があります。

だけど、本の少し背伸びする程度でいいので、

普段やらないことをやってみるのです。

例えば、いつも行ってるコンビニに行って、

普段は何も言わずに買い物をしているところを、

会計をしてもらってる時に、今日は寒いですよね~。

とか「一言」言ってみるのです。

べつに店員さんに目を合わせる必要もありません。

ただ、天気の話をしたり気温の話をするだけです。

で、これが出来たら、他のお店でもやってみます。

こういった事を、少しずつ積み重ねていって、

例えばエレベーターで乗り合わせた人に対して、

今日はいい天気ですよね~とか言ってみたりするのです。

こういった何気ないおしゃべりが

笑顔でできるようになれば

もう完璧ですね。

と、この様にして少しずつ人の目が気にならないような

行動パターンを作っていくわけです。

まあ、挨拶以外で人に親切にしてみるという

普段の自分では絶対にやらない事もいいですし

知らない人の手助けをしてみるというのもいいです。

しかし、どこかで無愛想に断られる事もあるでしょうが

何かを始めたら、必ず失敗するものですし、

そもそもこれは、最初から失敗する経験を積むための

ものですので、まったく問題ありません。

とまあ、いろいろ書いて来ましたが、

人の目が気になる人は、自ら積極的に失敗経験を積む事で

ある程度は人の目が気にならなくなると思いますよ。