例えば、この世のルールとして、
人にしたことは自分に返って来る。
というルールがありますが、
このルールを別の言葉で書いていくと、
因果応報という言葉に結構近い話になってくるわけです。
まあ、人にやった事が自分に返って来るという話では
あまりピンと来ない人もいるかと思うのですが、
因果応報だと分かる人は多いと思います。
ただ、この因果応報というのは、結構、
悪い時の話として引用される事が多いんですよね。
例えば、あの人は人を騙してばかりいたから
罰が当たったんだといった感じの時に
この因果応報という言葉を使われることが多いです。
ただ、この因果応報でも、実を言うと
悪い話だけでなく、良い事をしたから良い事が帰ってきた。
という話もあります。
これを例えば「情けは人の為ならず」といった
諺が日本にはありますが、これこそ因果応報の
よい面での話と同じ話なんですよね。
ただ、注意として、この情けは人の為ならずという諺を
真逆の意味で捉えてる方がいらっしゃるようなので
意味を書きますと、
人に良い事をするとそれが巡り巡って
自分に返って来るから、人には親切にしておいた方が
いいですよ。という意味です。
これを逆に、人に親切にすると
相手の為にならないから親切にしないほうがいい。
という解釈をしている人もいるので注意してください。
まあ、情けは人の為ならずの心構えで生きていけば、
自分らしくも生きて行き易くなるのでお勧めです。