例えば、うつむき加減で
あまり目を合わせようとしない様な方であっても
実はそれほど運が悪い状態ではない場合が多いのです。
これはどういう事かと申しますと、
その悩みの相談に来られた方を拝見すると、
まず、きちんとスーツにネクタイをされて、
どこから見ても一般的なビジネスマンに見えます。
いえ、一般的に見えるという事は
もしかして自分を馬鹿にしているのか?
と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが
そうではないのです。
この一般的に&普通に見えるということは、
確かに日本という国の中で考えれば、
地味に思われるかもしれませんが
一旦この日本の外に出れば、こういった
普通にビジネススーツを着こなせれる人は
全世界の人口の割合で言えば半分もいないワケです。
この日本だから当たり前に思えてしまうのですが、
ちょっと海外に出れば、自分がどれだけ恵まれているか
また、どれだけ運がいいかを実感できると思います。
しかし、今の生活が当たり前になると、
それ自体に感謝をしなくなってしまうのが
人というもののようです。
そして感謝をしなくなってくると、自分が本当は運が良い事や
凄く恵まれてることに気づけなくなってくるのです。
そしてそれが悪いことだというわけではありません。
ただ、自分が本当は運が良い人間なんだという事と
凄く恵まれている環境に住んでいるのだという事を
たまにでもいいので思い出していただけたら。
と思ったのです。