開き直る事さえできれば一気に開運することもあります

最近、普通の人を見てると、

「トコトンやり込んでいく(やりぬく)」

という事が少なくなってきたように思います。

ただ、私自身も人の事は言えないのですが、

どんな事でも最後の最後までトコトンやり抜くという行動が

若い人からお年寄りまで男女問わず

かなり減っているような気がするわけです。

そしてこの最後の最後までやりぬくという行動は、

場合によっては根気が必要な場合もありますし、

エネルギーの方も相当消費してしまうので、

人によってはなかなか難しいところもあるでしょう。

例えば性格でいうと移り気が多い人とかだと、

ちょっとやっては止め、ちょっとやっては別の事をして、

と言った感じで、最後までやりぬく事自体が

あまり無い人も中にはいるわけです。

また上にも書いたとおり、最後までやりぬくには、

根気やエネルギーが相当必要になってくるわけですが、

気力が無く、エネルギーもあまり無い人の場合、

どうしても途中で息切れしてしまい、

最後まで、行き着くところまで行けないことも出てくるわけです。

しかし、この様にどんな事でも中途半端に終ってしまうと

最終的に「ひらきなおり」が出来なくなってしまいます。

ただ、ここを読まれてる方は

別に「ひらきなおり」とかしなくてもよいのでは?

と考えてる方も多いかもしれません。

もちろん、自分の都合が悪くなった時に「ひらきなおる」

という行為は単なる逃げですのでよくないとは思いますが、

今回お話しているのは、トコトン頑張ってやりこんだ後の

「ひらきなおり」のお話です。

例えば、トコトン頑張ってやりこんだのに、

どうしてもうまく行かない場面というのは

誰にでも起こりえる話なんです。

実際にトコトン頑張ってやってもうまく行かず

そこでひらきなおることが出来れば(場合によっては)

新しいアプローチで挑戦する。という可能性も出てくるわけです。

(文章で書くとなかなか伝えづらい表現になってしまいますが)

しかし逆にどんな事でも中途半端で終ってしまうような人の場合、

トコトン頑張って行き着くところまで行き着いた事で分る事や

最後まで行動した事で理解できる事や実体験が得られないので、

何をやっても「その先」が無いのです。

例えば現実にトコトン頑張ってやったのに

最終的に失敗して何も残らなかった。

という事があっても、そこで開き直って

また新しい事に挑戦する事も出来ると思うのですが、

中途半端に頑張って、

結果が直ぐに得られないから

途中でやめてしまった人の場合は、

結局「なぜそういう結果になったのか」が理解できずに終わりますし

また「次につなげていけるもの」がまったく得られないまま

終ってしまう場合が多いのでまた同じ様な失敗を繰り返す場合があります。

ただこれだと「ひらきなおり」ができません。

ひらきなおりというのは、

自分の全てを出し切った後でしか来ないうえに、

ひらきなおる事さえ出来れば、また一つ壁を乗り越える事も

可能になる事もあるのですが中途半端だとこれが出来ないのです。

また、このひらきなおりというのは精神状態でいうと

ほぼ無敵の精神状態となります。

実際にトコトン頑張ってやり切った人がひらきなおるのを見ると

自信に満ち溢れている人が本当に多いです。

(都合が悪くなってひらきなおるのとはまったく違った印象です)

そしてひらきなおる事で人によっては本当に運が良くなり、

とんとん拍子にうまく行く事が現実にあるので、

うまく活用していきたいところです。