自分の想いを相手に伝えるのはかなり難しい。というお話

実は人って不思議なもので、

自分の中にある考えを正確に相手に伝えようとすると、

なかなか相手に上手く伝えられるような表現が出来ない場合が

結構あるわけですが、

逆に相手に対して何気なく想ってる事。

とくに相手に対して悪口になる事や嫌いに想ってる事などは

今すぐにでも伝わってしまうものなんですよね。

たとえばわたしの所に悩みの相談に来られる方の中には、

あまり心の中の事を人に見せないように表情を硬くして

お話されるお客様がいるのですが、

私がその人にとって、とても都合の悪い事を言い当てたり、

指摘した時などは、声には出さなくても顔がはっきりと拒絶したり、

顔を赤くして怒ったりする人もいるのです。

(占いというのは
 意外とその人の都合の悪い部分が出てくる事も多いので
 なかなか言い難い部分でもありあすが)

これなどは、顔や態度を見るだけで、相手が一切しゃべらなくても

考えてることが手に取るようにわかってくるわけです。

ただその人が、自分が怒ってる事や言ってほしくないむねを

こちらに伝えようとするとなると、なかなか伝える事が出来ず

言葉に出来なかったりするので不思議なんですよね。

また、恋愛でも同じ様に、

自分の気持ちを相手に正しく伝えるというのは

結構告白に慣れてる人であっても難しい場合があります。

ただ、相手に想いを伝える場面では、

タイミングも重要になってくるわけですが、

例えば、昨日家で飼ってたペットが亡くなり

かなり落ち込んでいる好きな人に対して、

こちらが嬉しそうに付き合って欲しいと正直に言えたとしても、

まあ、よくて保留か断られるのがオチです。

また友達にお世辞を言う場合でも同じでして、

(その友達自身はちょっと体重を気にしていて
 いつも痩せたいとか、太ってない?とか
 言ってる友達だったとして)

先日新しく服を買って嬉しそうに着ている友達に対して、

見るからにぴっちぴちの服を見ておきながら、

「やせたんじゃない?」とか「似合ってる」とか言うようだと、

それがたとえ正直に本音で出た言葉だったとしても、

相手側からすれば嫌味として受け取られる可能性もあるわけです。

このように自分の想いを正しく相手に伝えるのは難しいです。

ただし、上に書いた様な話でも、

日頃から、相手に好かれるような行動をしていれば、

たとえ嫌味に聞こえそうな言葉使いでも

「良い様に」受け取ってもらえる場合が多いです。

逆に相手の悪口ばかり言ってるような人や、

嫌われるような事ばかりしている人だと、

たとえその時、良い言葉やよい行動をしたとしても、

悪い様に受け取られてしまう場合があるので大変です。

まあこれは日頃の行いだと思いますが。

結局のところ、日頃から誤解の無いように

人にいつも喜ばれるような行動や言動をしている人は

自分の考えや想いを相手に素直に受け入れてもらえやすいのですが、

上に書いた様な人だと、何を言ってもゆがめられて

まともに受け取ってもらえない。という事が多くなると思います。

ただそうなると連鎖的に運が悪い事が起こり易くなるので、

運が気になる方はここの部分は注意してみてください。

運が悪い人というのは、意外と相手の勘違いで

嫌われたりする事が実際にあるようです。

とくにこういったお話は、

恋愛の場面で損をする事が多いので注意してみてください。