貴方もこのお話はどこかで聞いた事があるとおもうのですが、
「人は自分の鏡だ」という話をどこかで聞いた事がありませんか?
この「人は自分の鏡」というのは簡単に言うと、
今の自分をそのまま反映しているのが今目の前にいる相手の姿だ。
といった感じの話です。
つまり、自分から見て相手の態度が悪いと思ったなら、
自分も相手に対してそういった態度をとっていたり、
また、話していて相手の言葉使いが悪いと感じてしまうなら、
自分も相手に対して言葉使いが悪いといった感じの話です。
ただこのお話は「人の振り見て我が振り直せ」という諺と
セットで書かれていることが多いので理解されてる方も多いと思います。
そしてここからが本題になってくるわけですが、
これらを踏まえて、
要は自分の態度や言葉使いが変わりさえすれば、
それに合わせて相手の方も変わってくるので、
周りの人の態度や言動が自分にとっては嫌な気持ちになるなら
自分の態度や言葉使いを変えて行きましょう。というお話です。
ただこれはそのまま
人の振り見て我が振りなおせ
の諺そのままになってしまいますが、
私がここでお話したいのは、もう一歩進む感じで、
今の周りの人の自分に対する態度や言動というのは、
今の貴方の中にある意識がそのまま反映されている状態ですので、
もしできるなら、
自ら積極的に意識を高く保つように心がけてみてはどうでしょうか。
という事をお勧めしたいわけです。
というのも結局の所諺の様に相手の態度や言葉が気に触るから、
自分の言葉使いや態度をかえるというのは、
後手に回るといいますか、対応型の対処だと思うのです。
ただ、自分の周りに起きて来る出来事というは、
もともと元は自分からですので、
相手にそういった嫌な態度を取られる前に
自ら積極的に自分を変えていった方が、
より人生を楽しく生きていける様になると
私は思う訳です。
実際に、自ら積極的に意識を高く持ち、
いつも幸せで満ち足りた気持ちで相手に対して接していれば、
相手の方もその態度に合った対応をしてくるものです。
逆に、何も考えず意識の低い状態のままイライラしながら接すれば、
相手の方もその態度に相応した対応を取らざるを得なくなります。
まあ、いつもピリピリしていて直ぐにキレるような人に対して
貴方だったらどういった態度を取るか?
また、いつも穏やかな雰囲気で
何を言っても許してくれそうな人に対して、
貴方だったらどういった態度をとるか?
を少し考えてみるとわかると思います。
そして誰もが自らどちらかの態度を選ぶ事が出来るわけでして、
どうせ早かれ遅かれ選ぶ事になるなら、誰かから嫌な目にあわされて、
やっと自分の相手に対するネガティブな振る舞いに気付かされる前に、
自ら積極的に意識を高めていくと楽ですよ。というお話です。
ただ実際の所、自分の周りの人を観れば、
自分が今人間的にどれくらいのレベルなのか誰でも気付けるはずです。
類は友を呼ぶという言葉にもあるとおり、そもそも自分と似たような人しか
自分の周りには集まってきませんし、人は自分の鏡でもある訳です。
そして選択権はこっち(自分)にあるわけで、
あとは何を選択するか?というだけの話になります。