これは私がまだサラリーマンをやっていた頃の
若い頃のお話なんですが、
実はわたし自身、学生の頃から
「面倒ごとに巻き込まれるのは極力避けたい！」
という考えが頭の片隅にいつもありまして、
例えば、友達や趣味のグループ、
また家族や会社で親しい人の面倒ごとから、
極力自分は距離をおきたいという考えが、
学生の頃から社会人になった頃まで私の中にあったのです。
まあ、よくある話としては、
お金を貸してくれという友人や同僚が何人か居たのですが、
今では全部縁が切れてはいるものの、
当時はお金の貸し借りに対して
かなり面倒だと感じた想いがあります。
まあ当時は、私をちょろいとか思われていたんでしょう。
実際に当時はまだ何も知らない若造だったので、
人を利用して得をする奴がいる。
という事がまだ理解てきていないのも確かにありました。
まあ、お金の貸し借りについてはいろいろ考え方があるので
また別の機会に書くかもしれませんが、他にも、
助けて欲しいとか手伝って欲しいといった人が私の周りは多く
そういう人に対しても面倒だと思っていた時期がありました。
しかし、こういった面倒事というのは、
生きてる限りは絶対に何度でもやってくるものなんですよね。
とくに結婚して家族が増えていくと、
面倒ごとに巻き込まれない日が無いぐらい
毎日の様に面倒なことばかり
対処しなくてはいけなくなる事もあるわけです。
しかし、考えてみると、
こういった自分の周りの人の問題を請け負うというのは、
ある側面から見れば人生勉強にもなったり、
場合によっては人生の糧にもなる場合もあります。
たとえそこで面倒だからと言って、いやいや取り組んだり、
私の若い頃の様に極力距離を置いて関わらないようにしてしまうと、
（ある見方をすれば）ほんとうはもったいない話かもしれないんですよね。
まあ、面倒ごとというのは「自分がやりた事」というよりも
「やらなければいけない事」に分類する場面が多いとは思うのですが
これを見方を変えてみて、
どんな面倒ごとでも前向きに受け止めてみて、
人生勉強になるとか、人生の糧になると考えるように持っていければ
今までとは違った人生を歩めるようになれるかもしれません。
まあ、面倒ごとなんて、
年を重ねれば重ねるほど数が増えていくものなんですが、
「自分の自由な時間が減るから（周りの人に対して）
面倒ごとは極力起こさないで欲しい」
といつも思っているよりも、
「面倒ごとは避けられないんだから、積極的に取り組んでいこう」
と前向きに考えた方が、あまり「やらされてる感」を感じる事もなく
ストレスもそれほど溜める事無く解決出来るようになると思います。
まあ、同じ出来事でも、受け取り方一つで、自分のペースでやれるか、
やらされてるような感じになるかは個人個人で変わってくると思いますが
できたらいつでもマイペースで生きていきたいものですよね。
