思ったことを言うことで辛くなる、その代わり手に入れられるモノもある

さて、前回のお話の中で、

人によっては同じ言葉であっても受け取り方が全く違ってくる。

というお話を書いてきたのですが、

この受け取り方を観察してみると、

大きく分けて2タイプに分かれるようです。

簡単に書くと、どんな事でもすべて肯定的に受け取るか、

それとは逆に、どんな事でも全て否定的に受け取るか、

といった感じです。

しかし、ここで結構気になってくるのが、

この「受け取り方」ひとつで、

自分の生きていく世界 =「自分の周りの環境」が変わってくる。

ところです。

例えば、どんな事でも肯定的に受け取ってる人の場合だと、

誰が聞いても辛辣な言葉を投げかけられたとしても、

自分の人間性を高める為の教訓として受け取ったりします。

また、どんなに辛い境遇に立たされたとしても、

全てを前向きに受け取り、人生勉強の一つとしてとらえ

人間性を高める為の糧としてしまうのです。

しかし逆にこれを真逆の受け取り方をする人を見ていると

例えば、辛辣な言葉でなくて、普通の褒め言葉であっても、

裏があるととらえ、イヤミに受け取ってしまったり、

一般的にみて、平均以上の環境に居るのにもかかわらず、

まだ足りないとか、冷遇されていると考えてしまい、

それに対して不平不満を言い、他人に嫉妬したり恨んだりして

いかにも私は被害者だという体を維持し続ける人が多いのです。

ただし、自分が被害者だ。といつも考えてる人は、

自ら知らず知らずのうちに、自分が被害者になる様な環境を

引き寄せてしまうので注意が必要になってきます。

これが逆に、あらゆる全ての事を肯定的にとらえ、

更に自分は周りの人に助けてもらっているのだと考え、

感謝している人の場合だと

自分を助けてくれる人が自分の周りに自然と集まってきて、

さらに、いつも感謝してしまうような環境を

自然と引き寄せる様なことになっていくわけです。

このことについてはまた今度詳しく書いてみようと思ってますが

結局のところ、どちらが自分にとって良いのか決めるのは、

他人ではなくその人自身の問題になってくるので、

占い師の私が決めることはできません。

しかし、自分には自分の人生の決定権が無いものと勘違いし、

自分の周りや生きてる環境にいつも振り回されてしまってる人は

たぶんいつまで経っても、地に足をつけた生き方が出来ないので、

いつも悩んでばかりの人生を歩みがちになりやすいのです。

ただ、そこのところに気付きさえすれば、

人生ががらっと変える事ができるのですが、

これも本人次第になってくるんですよね。