例えば、自分の運の良さを、
他人の運の良さと比べて考える人がたまにいるのですが、
実際に他人の運の良さと自分の運の良さを比べても、
実はなんの参考にもならないんですよね。
よくある話が、あの人は社長に認められて出世が早いから運がいい
けどそれに比べて自分は出世できないから運が悪いとか。
あの人は早く幸せな結婚できて運がいい
けど自分はまだ結婚できないから運が悪いとか。
ただこれって実は一見理屈にあってる様には見えるのですが、
しかし自分以外の他の人は生きている世界が全く違うので、
運の良し悪しを他人と比べる事自体がナンセンスで
そもそも他の人は比較対象としては成立していないんですよね。
ただ自分と比べて他人の方が優れている事というのは現実にありますし、
自分と比べて他人の方が運が良いと客観的に分かる場合もありますが、
しかしそもそもその比較する相手と自分の同じ所というのが、
人間である(男同士または女同士である)という所だけなので、
比べようにも人間である以外の全ての条件が違っているので、
比べられないという話です。
しかしそれでも比べようとすると、例えば、空を飛ぶ鳥と海を泳ぐ魚を、
同じ地球に住んでいる生物だからという理由で比べるのと同じ事になります。
まあ鳥と魚を比べて優劣を決めるなんて考えてみるとばかばかしい話ですよね。
だから、他人と比べることは、運の良し悪しもそうですが、
運以外のことに関してもあまり意味が無いのです。
では、何を基準に自分の運の良さを計ればいいのでしょうか?
私としては、生きているだけでも凄く運がいい。と決めてしまえば、
生きてる間はずっと運がいい状態でいられるので他人と比べる事もなくなると思うのですが
実際に生きているだけでもどれだけ凄い事か実感できないうちは、
なかなかこの考えが受け入れられないと思うので別の考え方が必要かもしれません。
例えば、小さな事でもうまくやれている自分に対して、
運が良いと評価する事ができれば、どんなに小さな成功であっても、
成功が続く間はずっと運が良い状態で居続ける事が出来ると想います。
ただ、以前にもお話したように、
自分で(今の状態そのままでも)「自分は運が良い」と決めてしまえば、
運に不安を感じたり、他人と比べて不安を感じる事もなくなるとは思うのですが、
なかなか自分で運を決めれるといっても決められない人が多いように感じます。
最後にまとめとしては、
運は他人と比べても全く意味が無いので、
運の基準は自分で決めてみるといいですよ。というお話です。
何かの参考になれば幸いです。