その人の運命はその人自身が決める事です

占い鑑定をしていると、

「どちらにしたらいいのか決めてもらえませんか?」

と私に決断を下すようにお願いされる事がたまにあります。

まあ、難しい話で自分にとって責任重大な問題ほど

他の人に決めてもらいたいという気持ちはよく分かるのですが、

そこでもし他人が決断したとしても実行するのはその人自身ですので、

結局いくら他人に頼ろうとも責任はその人が取らなければいけなくなるんですよね。

だから私の場合はどんな難しい問題であっても、

自分で決めてください。とアドバイスしています。

ただここから前回のお話の続きとなるのですが、

では例えば、自分の家族が難しい問題に対して

答えが出せない状態でいたとしたら

貴方だったらどう対処していきますか?

実はこれは以前にも書いたのですが、

自分にとって重要な事というのは、

自分で気付かなければいけないのです。

つまり、どんなに難しい問題であっても、

当事者であるその人自身がしっかり考えて

自分でその問題の答えを出さないと次に進めない場合が多いので、

それがどんなに難しい問題であっても、

自分で答えを出さないといけないのです。

またこれとは逆に

昨日お話しした病気で頑固な人は自分の運命を変えにくい。

という話にもあるように、

人の話に耳を貸さない人がたまに居るのですが、

そういう人の場合も、自分の人生の事は

自分で考えて答えを出していかなければいけません。

しかし、家族でもしこういった頑固で自分の意見を変えない人がいて、

どうしても考えを変えてもらいたいと思った場合は、

私だったら、1~2回はっきりと自分の意見を言って、

その後は時間の経過を待つようにしています。

例えば、重い病気の人が家族に居て

これから抗がん剤投与をするかどうかといった

決断を医者から迫られたとしましょう。

そこで当の本人は抗がん剤に乗り気であったとしても、

家族の人は(抗がん剤がどんなものか知っていたなら)止めたくなるはずです。

しかし頑固な人というのは、こういった重要な場面で、

一番味方になってくれる家族の話を信じずに

医者の方を信じてその医者の言いなりになる事が多いので、

家族の考えとは真逆の事を実行してしまいがちです。

そして実際にそうなってしまったら、(解決策としては)

こちらから何度も何度も説得する事はしないで、

いつでも助けを求められたら即対応できる体制で居ながら

静かに見守っておく事をお勧めしたいです。

というのも頑固で自分の意見を曲げない人ほど、

周りの人からクドクド言われるのが嫌だからです。

まあ病気で抗がん剤を投与する事が始まってくると、

(具体的にどうなっていくかかいていくなら)

治療を受けてる人は吐き気や頭痛や高熱や耐え難い痛みなどがずーっと続くので、

どんどん体力が消耗していきます。

実際にそうなってしまうともう後戻りはできないかもしれませんが、

そういった人生になってしまったのは(運命になってしまったのは)

その人自身が選択した結果なので家族は最後まで見守るしかないです。

ただこういった場面であっても、

実を言うと、他人の人生や運命を変える方法はあるのはあります。

(これは他人の人生や運命を変えるというよりも、

 相手が自分の意見を聞き入れてくれると言った感じです)

それは、自分が運命を変えたい相手にとても尊敬される人物になる。

もっと言えば、命の恩人と言われるぐらいの人になる事です。

そして自分が実際にそうなってしまえば

医者の意見よりも自分の意見を聞いてくれるようになります。

しかし、今の世の中は、

病院に行けば&薬を飲めばどんな病気でも治ってしまう

と思い込んでいる人が多いので、

よっぽどその人に信頼される人にならなければまず無理でしょう。

基本的には人生や運命を変えられる人というのは、

その人だけだというのは変わりません。

結局の所、家族であってもその人自身が変えようと思わなければ、

その人がどんな状態になろうとも絶対に変わらないと思った方がいいでしょう。

まあ奇跡というのはその人自身が本気にならないと

やっぱり起きてこないものなのです。