例えば、普通の人の場合だと、
嘘をついても相手にはばれないと思っている人が多いですし、
また、何気なく使っている言葉が、何らかの力(言霊)があり、
自分の人生や生き方にまで影響があるという事を知ってる人はあまりいません。
(ただ、こういった事を知識として知っている人は多いかもしれませんが、
知っている知識を日々の日常で使わない場合は知らないと同じです)
しかし、目に見えないものだから存在しないという事は無く、
逆に目に見えないけど存在しているものの方が多いこの世の中で、
目に見えないから無かった事にして(無いものとして)行動していくと、
人生のどこかで大失敗してしまう事が多いです。
さて今回は人の幸せを願うと自分に返ってくるというお話ですが、
これは簡単なお話です。
この世界のルールの一つに
「人にした事が自分に返ってくる」
というルールがあるのですが、
これを応用して、
自分の発する言葉や行動の中に、
相手の幸せを願う事(想い)を組み込んでいく。
というお話です。
例えば、人に何かしてもらったら、ありがとう。と言いますよね。
ただこれは、日常の中で条件反射的に言ってる人が多いのですが、
この言葉を使う時に相手の幸せを願いながらありがとうという事で、
より自分の感謝が相手に伝わる事があるのです。
また、感謝の言葉でなくても、朝の挨拶でも同じです。
相手の幸せを思いながらおはようと挨拶できれば、
その言葉を受け取る相手の方も、何かいつもと違った感覚で
そのあいさつの言葉を受け取ると思います。
そしてこの様に、
相手の幸せを想うという事を人にしたという事は、
上に書いたとおり、この世のルールとして
人にしたことは自分に返ってくるとある様に、
それがいつか巡りめぐって、
自分も人から幸せを願われる様になる人に
なっていく事ができるという話になってくるのです。
実を言うと、人から幸せになるよういつも願われる人って
この世の中にはあまりいないんですよね。
逆に人の失敗を笑う人や人の不幸を笑う人は多いのですが、
「いつも」人の幸せを願う人自体は実はあまりいないんです。
だから、普段からこういう事が出来る人は、
周りの人よりも早く幸せを願われるような人になる事ができ、
さらに幸せをより実感できるようになっていきます。
あと類は友を呼ぶという法則もこの世界にはあるのですが、
実を言うと、人の幸せを願うような人は、
自分の周りにも人の幸せを願うような人が集まってきます。
そうすると、他人の失敗を笑ったり
不幸を笑ったりする人が自分に近寄って来れなくなるので、
自分の目の前から不運な人や不幸な人が段々消えていく事になるのです。
実はこっちの方も重要でして、類は友を呼ぶの視点から考えてみて、
自分の周りに人の失敗や不幸を笑うような人ばかりいるとしたら、
「自分自身もそうしているから」そういう人達が
集まっているとも言えてしまうのです。
しかし、そういう人でいつも運がいい人やいつも幸せな人はいないので、
幸せや運が気になる人は、ちょっと考えた方がいいかもしれませんね。
さて、まとめとしては、
自分の言葉や行動には自分の想いを乗せる事が出来るので、
例えば言葉を発する時に相手の幸せを願えば、
言葉にその波動が乗って相手に伝わり、
最終的にはそれが巡りめぐって自分に返ってくるというお話です。
運が気になる人や自分の幸せについて気になる人は、
ちょっと意識してみるといいかもしれませんね。