相手を許せない気持ちが続く場合は、これが原因かも?

例えば、人にある事を頼んだのにしてくれなかった時とか、

また、普通ならいつもしていくれる事をしてくれなかった時とか、

他にもニュースなどで隠れて不正をし大儲けして私腹を肥やしてた人が

警察に捕まったのを見たときとか、他にも世の中の不正を見た時とか、

こういった自分にとって損をしてしまう事や、

自分の思い通りに行かなかった時の事や、

自分の中にある正義に反する事を誰かした時とかに、

人というのはそれをした相手を許せなくなってしまう場合がある様です。

とくにお金がらみで大損をしてしまった場合などは、

相手を許せない処か恨んでしまう人も中にはいるようですね。

しかし、どんなに自分にとって都合の悪い出来事が起きたとしても、

その出来事が起きて来た時点では、

良くも悪くも無くニュートラルの状態なのです。

つまり、起きて来た出来事そのものは

善か悪や損か得かといったモノは無い。

という訳です。

ただし、そこでその出来事を見た自分が(その出来事を経験した自分が)

どの様に評価するかで善か悪かが決り、損か得かが決ってくるわけです。

だからその時に、それが良い出来事だと自分が決めてしまえば

(客観的に見て誰もがそれは悪い出来事だと思ったとしても)

自分にとっては良い出来事になりますし、

また、その出来事が自分にとって得になる出来事だと決めてしまえば、

周りの人がいくら損をしてかわいそうにと言ってきたとしても、

自分は得をしたと言い切れてしまうのです。

この様にどんな出来事が起きて来たとしても、

それについてはその人が評価した通りに受け取れるのですが

しかし、どんな出来事もネガティブに受け取り、それで相手の事が許せない。

という事が続いてしまう人というは、やはり何かおかしい状態だと私は思うのです。

例えば上にも書いたとおり、人に頼みごとをしたのにそれをやってくれなかった。

という出来事が起きて来たとします。まあ普通に腹が立つ人が多いでしょう。

しかし、たとえ重要な事を頼んでそれをやってくれなかったとしても、

相手を完全に許せて、相手にやってくれなくても頼みを聞いてくれた事を

感謝出来てしまう人も世の中にはいるのです。

まあ、頼みごとをして相手もしっかり請け負ったのにしてくれなかった場合は、

誰だって腹が立つとは思います。しかし、損得勘定に煩わされないぐらい

自分が満たされている人というのは、たとえ相手に裏切られたとしても

全部許せてしまう心理状態になれてしまう場合があるのです。

つまり逆に言うと、自分の思い通りに行かなかった時に、

いつも腹が立つような人というのは、自分が満たされてない事が多いから、

もしくは欲求不満が溜まってストレスまで溜まってしまっているから、

相手が許せない場合が出てくるとも言えると私は思うのです。

まあちょっと回りくどい話方ですが、

要するに、どんな出来事でもその人の受け取り方次第で

ポジティブにもネガティブにも受け取れる事が出来てしまうというわけです。

そこで心がいつも満たされている状態にして置く事が出来れば、

たとえ自分にとって不利になる事が起きたとしても、

その出来事に対してポジティブに前向きに受け取る事が出来る。

というお話です。

だから逆にいつもネガティブに受け取ってしまう人の場合は、

まずは自分の心の中を客観的に見つめてみるといいかもしれません。

そうする事で、満たされていない自分を見つける事が出来たり、

欲求不満やストレスの元になる何かに気付けたりするかもしれません。

そしてそれらを積極的に解消していく事で、

徐々にどんな出来事でもネガティブに受け取る様な事は減っていくと思います。

ただし、どんな事でもポジティブに受け取るようにしていく為には、

もう一つ+αで何か行動する必要があるので、そこは自分で見つけてみてください。