一度は失敗しないと分からない事がある

世の中にはいろんな人がいまして、例えば、

失敗するのが嫌だからリスクを負って新しい事に挑戦しない人とか、

また積極的に行動すると、何故だかやる事なす事すべて裏目に出るから、

もう今後は積極的に行動しないという人がたまにいらっしゃいます。

ただそういった生き方が絶対に悪いという訳でもないのですが、

しかし、こういった生き方そのものがある意味、

この世に生まれてきた自分を否定する様な気が私はするので、

あまりお勧めな生き方ではないと個人的には思っています。

というのも、この世に生まれてきたという事は、

結局、この自分の身体を通して

実際にこの世で経験したいなにかを経験したいから

この世に生まれてきたのだと私は思う訳です。

しかし、失敗したくないから行動しないという事は、

結局そのなにかを経験できなくなってしまうわけでして、

元をたどって考えていくと、

じゃあなんで自分は生まれてきたのか?

という話になってくると思うのです。

でも、失敗すると分かっていて行動するのは嫌だとか、

恥かしい目にあうとか、悔しい気持ちになるから

そういうのはどうしても避けたいという人はやっぱりいますよね。

ただそういった人にちょっと言いたいのが、

失敗する事で気づける事というものが世の中には沢山ありまして、

例えば、ある事を実際にやってみて、そこで実際に失敗してみて、

そこで自分にとって必要な何かを気付く事ができた事で、

やっと前に進める。というケースも人生にはあるのです。

つまり前に進む為に一度失敗しなければ

自分にとって必要な「気付き」を得られない場合がある。

という話です。

そこで失敗するのが嫌だからといって行動しないでいると、

行動しないのでどうしても必要な気付きが得られない訳で、

延々そこに立ち止まっていなければいけなくなる事も実際にあるのです。

まあ人生の道を歩んでいる中で、立ち止まったままとか、

足踏み状態を延々繰り返して前に薦めないままで居るというのは、

もの凄く人生が退屈だったり、生きる事が苦痛に感じたりするのですが、

こういった状態の時こそ失敗しても構わないので積極的に行動していけば、

結果的に失敗を何度も何度も繰り返したとしても、

前に進める場合が多いのです。

まあ、生きてる限り、何かしら行動していく事になりますが、

行動すれば必ず失敗する可能性は出てきます。

しかし失敗を恐れて何もしない人生というのは、

もの凄く退屈な人生になってしまうと思うので、

できたら積極的に行動していろんな失敗をして、

そこからなにかを気付いてみてください。

そうして生きていく事で退屈だった人生が、

途端に面白い人生に変わってくると想いますよ。