どんな勝負事でもあまり勝てない人の場合

前回の最初に、

会社の出世競争の例え話を書いたのですが

あのお話の続きを書いていきます。

例えば、会社での出世競争に勝つには、

他人の足をひっぱたり、相手をいかに蹴落とすかを

考えて行動していくよりも、

ただただ会社から求められる結果を出すためにスキルを磨き、

現実に結果や成果を周りの人よりも出していければ

その会社の出世競争に勝てる可能性があがるわけです。

逆に、他人の足を引っ張ることにご熱心な方や

他人の弱点を指摘したり悪口を言う事に忙しい人の場合だと、

自分より少しでも成果が出せる人がいればいるほど

自分の出世の順番がうしろに回される事になってきます。

だから、会社でのどんな競争でも、相手を陥れることや

相手の足を引っ張ることばかりに気をとられている人ほど

負ける確立が上がるというわけです。

これを会社全体でやってたとしたら、多分、

早い段階でその会社も世の中から消えるでしょう。

ただし、これ以外にも、

やる前から負けてる人が中にはいらっしゃいます。

例えば、それをやる前から「これは失敗するかもしれない」とか

「まあダメだろうけど」とか、ストレートに「無理だ」といった

口癖がある人です。

実際にこういった口癖がある人で、

どんな勝負事でも「常勝」している人を

わたしは見たことがありません。

しかもこの口癖の悪いところが、肝心な場面で

とくに口をついて出てしまうものですから

気をつけたい一番重要な場面で失敗したり、

上手く行かなくなってしまう場合が

たいへん多くなってしまうのです。

まあ、これと似たような言葉使いで

「これはダメかも?」

といった言葉もありますね。

こんな感じで、

自分の失敗に予防線を張る人がいますが、

この言葉も失敗率を確実に上げてしまう言葉なので

成功したい人は絶対に使わないほうがいいでしょう。

そして本気で勝負事に勝ちたいのでしたら、

これらの言葉は一切使わず、前向きな言葉使いを心がけ

いま目の前にある事に全力にあたることで、

成功率や勝利の確立を上げる事ができると思います。

ただ、本当の事を言ってしまうと、

人の悪口やあげ足取りをしている暇なんて

ないんですよね。