たとえば会社で働いている人が、ある日ひどく風邪を引いてしまい
3日間ほど寝込んで会社を休まざるを得ない場合、
性格的にかなり真面目な人だと、
会社を休んでしまった事に罪悪感を感じてしまったり、
自分の代わりに仕事をしてくれた同僚や上司に
かなり迷惑をかけてしまったと思い悩んでしまう事もあるようです。
もちろん、こういった真面目な人でなくても
罪悪感を感じたり思い悩むことも普通にあると思います。
しかし、こういった病気(や事故)などで、
どう頑張っても動けない理由がある場合は、
身体を休めて横になってる間だけでも、
罪悪感を感じたり思い悩まない方がいいと思います。
といいますのも、自分が病気や怪我で動けない状況というのは、
どうしても気持ち的に弱くなりやすく、
ネガティブに物事を考えやすくなってしまうものです。
そして、そういった後ろ向きな気持ちの時にあれこれ悩んでも、
自分自身は行動できないので、状況が良くなる事は無く、
実際に状況がマイナスになる事はあってもプラスになる事はまずありません。
見てるととくに責任感が強く真面目な人ほど、
自分の不調のせいで人に頼らなければならなくなった時に
ネガティブに後ろ向きに考えやすい傾向がありますね。
そして、病気で動けない場合は無理して動いてはいけない状況なので、
(動いてストレスを発散させる事ができないので)
ネガティブに物事を考えれば考えるほど
さらにストレスが溜まっていくという
悪循環を繰り返してしまう人も中には居るようです。
ただまあ、心配事があってもそれを悪いほうへ悪いほうへと考えていけば、
誰だって物凄くストレスが溜まってしまうものなのですが、
病気で動けない人はそうなってしまう人も中には居るというわけです。
だから、ストレスを溜めないようにするためにも、
自分の仕事を代わりにしてくれる同僚や上司、
また、いろいろ世話をしてくれる家族に「感謝する」事はあっても、
(その同僚や上司に一言こちらの都合で働けなくなってすいませんと伝えた後は)
自分の身体が完全に回復するまでは、一切、ネガティブに考えたり
思い悩まないようにする事をおすすめしたいです。
まあ、病気になると普段強気な人でも弱気になりやすいですし、
寝ていなければいけない状況というのは、無駄に時間がありあまるので
どうしても、あれこれ考えてしまいがちです。
しかし、考えるのなら前向きに考えたり、
自分を助けてくれる人に対して感謝する方が
ネガティブに考えるよりもよっぽど時間を有意義に使えると思うのです。
ただ、元気になって会社に復帰したら、
またそこで同僚や上司にお礼を言う必要がありますが、
それまでは心配したり悩むようなら会社の事は一切考えない。
というのも一つの考え方だと思います。
まあ、人に頼らなければいけない時というのは、
今後長い人生の中で必ず何度かあるとは思いますが、
基本的には「お互い様」ですので、
変に気を使う必要は無いと思いますよ。