大失敗しても、実はそんなに落ち込む事でもない?という話

例えば高校3年生にもなると大学受験で悩む人が多いでしょうし、

さらに大学4年生ともなると今度は就職で悩む人が多くなると思います。

 

 

しかし勉強がある程度できたからと言って

必ずしも希望した大学にはいれるとは限りませんし、

また有名な大学を卒業したからといって

希望した会社に確実に入れるとも限りません。

 

 

つまり、人によっては

自分の思ったような人生を歩めない場合もある。

という話ですね。

 

 

ただ、大学にしても就職にしても、

選ばなければ入れるところもあるかもしれません。

まあ不本意でも入れてくれる学校や会社があるなら

まだ大学生にもなれますし社員になる事だってできるわけです。

 

 

しかし、就職とかならともかく恋愛になってくると

自分の好きな相手はこの世でたったひとりの

その人のみとなるので代わりは居ませんよね。

 

 

そこで大好きなので告白して即ふられでもしたら、

もうこの世の終わりのような感じになってしまう人も

中にはいると思うのです。

 

 

しかし、大学受験にしても、就職にしても、

恋愛にしても、さらに結婚についても、

失敗したからといって嘆いてばかりだと

前に進む事ができなくなってしまいます。

 

 

もちろん一時的に落ち込む事はあるでしょうが、

落ち込んでばかりいて家にひきこもってしまっても

つぎには続いていきませんよね。

 

 

まあ誰だって人生で大失敗したら

落ち込む事もあるでしょう。

 

 

ただそこで考えて欲しいのが、

世の中には無駄な出来事は一切おきてこない。

という考え方です。

 

 

これは個人的な考えなのですが、

 

 

世の中というのは無駄な事は一切無くて、

自分や自分の周りに起きてくる出来事というのは、

必ず今の自分にとって必要だから起きてくるのだと

私は思っているわけです。

 

 

そう考えると、

試験に落ちて希望した大学に入れなかったり、

希望してた会社から不採用通知がきたり、

大好きな人からメールで断られたからといって

 

 

落ち込んだり腹を立てたり

イライラしてそのイライラを誰かにぶつけるよりも、

 

 

なぜそうなってしまったのか?

この失敗から自分は何が学べるのか?

またこの事をキッカケに自分はどう考え行動するのか?

について真剣に考えてみる事をおすすめしたいのです。

 

 

例えば、上にも書いたように、

この世は無駄な事は一切無いのだとしたら、

その大失敗が起きた事自体が

今の自分にとって無意味な事は無いはずです。

 

 

という事は逆に言えば

その出来事自体になにかしら自分にとって意味がある。

という話になってきませんか?

 

 

そこで自分なりに考えて自分なりの答えを出してみるのです。

 

 

実際にそうする事でその大失敗が

これからの人生で過去の汚点になる事を防ぐ事もできますし、

更にその大失敗を教訓に(もしくはキッカケにして)

よりよい選択や人生を歩めるようになれるかもしれないのです。

 

 

ただし、落ち込んではいけないとかクヨクヨしてはいけない。

という話では無いので注意してください。

落ち込みたかったら思いっきり落ち込めばいいんです。

 

 

ただ、思いっきり落ち込んだ後、気が済んだら

その大失敗について自分なりの考えや答えを1度は出しておくと

 

 

あとからその大失敗した事を思い出して

夜、布団の中で、その時の恥ずかしさや、

自分の至らなかった時の悔しさや自分の情けなさで

のた打ち回らなくて済むかもしれない。

というだけの話です。

 

 

まあ一度でも自分の中でケリをつけておけば

いつか思い出しても笑い話にできる事も多いので

たとえ大失敗しても放置して無かった事にするのではなく

しっかり考えて自分なりに答えをだしてみてください。

 

 

そうしておけば、次にまた大失敗したとしても、

過去の大失敗の上に積みあがっていく事を防ぐ事ができます。

 

 

まあ、大失敗の記憶というのは、

自分の中でその都度消化していかないと

どんどん積みあがっていくものなので

早め早めに自分の中で処理していった方が楽だと思いますよ。