今回は「素直さ」について書いていこうと思っているのですが、
私自身は素直なのか頑固なのかどちらなのか？というと、
ある特定の考え以外は素直な方かな？と思っています。
ただそのある特定の考えだけは曲げられないので、
その考えに対して問われた時は
頑固になって絶対に考えを変えません。
そういった意味では、かなり素直では無い気がします。
さて、ちょっと話が変るのですが、
私はいろんな人とお話をする機会があります。
そこで話をしている時に、相手の方が絶対に悪いので謝れないとか、
その人のプライドが高すぎて自分より地位の低い人に対して、
こちらに非があっても頭を下げる事が出来ない人。
と時々話をする事があります。
そしてこういった感じの人たちを見てると、
自分が悪いと思ってない事に関しては、
（客観的に見て＆公平に見て双方とも悪かったとしても）
絶対に謝らないし、自分から頭を下げる事が無いのです。
まあ、言いがかりを言ってくる人も世の中には多いので、
自衛の為にこちらから頭を下げない人も多いのでしょう。
しかし、一般的＆常識的に見て多少でもこちらが悪い事をしてたなら、
その部分については素直に非を認め謝罪する気持ちが無いと、
重要な場面が来た時や、チャンスが目の前に来た時に、
相手によっては頭を下げる事ができずチャンスを逃してしまったり、
大失敗して後から大変後悔してしまう場合が出てくるかもしれないのです。
例えばこれはよくある話なのですが、
下請けの取引相手に対して、こちらに非があってもそれを認めず、
横柄な態度を取り続け、下請けをいじめてるある社員がいるとします。
まあ下請けだとしてもこちらに非があるなら
頭を下げて謝罪するのが普通なのですが、
自分より地位が下（下請け）だから何をやってもいいと勘違いして、
こちらに非があっても謝罪すらしないケースをたまに耳にするわけです。
しかし、どこの業界でもそうなんですが、
会社のトップの社長で人を見る目がある人が会社を運営している場合、
そういった弱いものいじめをしている社員が居る会社を
目ざとく見つける場合が多いです。
そして、そういった社員が居る会社に関わると、
必ず何かのトラブルに巻き込まれるので、極力関わらないよう、
そこの会社を避けて他の会社と取引する事が多いようです。
つまり、自分に非があるのに頭を下げられないような人がいる会社は、
まっとうな会社から見れば、取引し辛い会社なので
次第に相手にされなくなる。という話です。
そしてこれは会社間だけでなく、
人と人との付き合いでも一緒なんです。
例えば、その人自身に非があるのに素直に頭を下げれない人が居た場合、
自然とその人の周りから人が離れていってしまうケースが多いですね。
そして幸運やチャンスというのは、人が運んでくる訳で、
自分のまわりに人がいなければ、
それだけチャンスに恵まれる機会を損失するという訳です。
しかし、自分に非があっても自分は悪くない。といつも思ってる人は、
ここのところが理解できませんし、自分で気づく事もできません。
本当になぜ自分の周りから人が離れていき、
相手にされなくなったかが分からないのです。
素直になれないから。
ただまあ、無意識に自分の非に目をつぶってしまい、
本気で自分のどこが悪いのかが分からない人もいるので
結構難しい話なんですが、こういう話もあるという話です。
何かの参考になれば。
