自分の中の嫌いな部分を
全て認めひとつひとつ手放していくと
今度は自分が好きになって来るようになります。
ただこれは、当然といえば当然の事なんですよね。
自分の中にある嫌いな部分をどんどん手放していけば
後に残るのは、自分の好きな部分だけですから。
と、これでお話が終ってしまったわけですが、
流石にこれだと少し記事が寂しいので
今回はこの「手放すこと」について
すこし書いてみようと思います。
例えばこの「自分の中にある嫌な事」というのは、
ある種のこだわりだったり、コンプレックスの様なもの
と言い換えてもいいかもしれません。
それを、ひとつひとつ自分の中で認めていくわけです。
というのも、普通、
そういった自分の中の嫌な事というのは
なるべく見ないようにするのが
通常の対応だと思うのです。
例えば自分の中に
ある種の「こずるさ」を持っている人の場合だと
人に隠れて楽しようとかずるい事を考えること自体が
悪いことだ!と考える方も時々いらっしゃるわけです。
しかし、こういった「こずるさ」は誰しもあるものでして、
みんな多かれ少なかれやっているものなんです。
それを認めずに無かった事にしてしまおうとした場合、
もしそこで他人が「こずるい」事をする所を見てしまうと
自分は悪い事だと思って見ない様にしているものだから
途端にその人に腹が立ってしまう場合があるのです。
しかし、こういったところは誰にでもあるものなので、
それを全部認めたうえで、
「その考え(こだわり)を
手放してみてはどうでしょう?」
と提案しているわけなんです。
(そうすれば腹を立てることも少なくなってきますしね)
まあ、できる範囲でいいので、少しずつでもやっていくと
自分の中にある嫌いな部分(こだわり)が
だんだん消えていくと思いますよ。