このお話は、片思いに悩んでおられる方に
たまにお話しする内容なのですが、
例えば、ある人を好きになってしまい、
いくら話しかけても、あまり相手にさえしてもらえず
自分の方をあまり見てくれないので心底悩んでしまって
本当に辛くて辛くて仕方が無いとお話される方が
時々いらっしゃいます。
まあ片思いというのは、誰もが辛いとは思うのですが、
それがつづいてしまうといろんな不の感情が付加されてしまい
時間が経てば経つほどに辛くなってくるのが普通だと思います。
では、こういった状態の時に、
その人はどう行動すれば上手くいくのでしょう？
これは本当に数ある答えのひとつにしか過ぎないのですが、
私がアドバイスする場合は、まずその人に
一旦追いかけるのを止めるように提案します。
これは「諦めろ」と言ってるのではありません。
一旦その人から距離を置くようにアドバイスするわけです。
まあこれは、実際にやろうとするとかなり難しいと思います。
しかし、相手にもよりますが、
「あまりにもしつこい人は好きになれない」
という性格の方もいらっしゃいます。
とくに、相手がもてればもてるほど、そういう傾向があるので
あまりまとわりつくように追いかけるのは逆効果だと思うのです。
そして一旦離れる事が出来たら、自分の好きな事や
情熱を注げる事に集中してやってみる様にしてください。
兎に角、一旦その好きな人に意識が行き過ぎるのを
（別の事をして）止めてみるわけです。
そうすると、次第に冷静な自分を
取り戻せるようになってくると思います。
そしてその冷静な自分になってから、
もう一度その人が本当に好きかどうか考えてみるのです。
そこでまだ大好きな気持ちのままなら、
そこからこの占い師の出番となります。
というのも、片思いで意識が相手に集中しすぎていると
冷静な判断はもちろん、綿密な計画を考える思考能力が
ひとによっては極端に低下してしまうのです。
実際に恋愛をする場面では、
自分以外に競争相手がいればいるほど
綿密な計画を立てて、あの手この手とこちらから仕掛けていき
相手を自分の術中にはめなければいけません。
（男というのは単純な生き物なので、上手く仕掛ければ
案外ころっといってしまうものなんです）
それが片思いで頭の中が「好き」で埋まってしまっていては
冷静な判断はもちろんできませんし、綿密な計画も立てられずに
自分より枯渇な相手にその人が取られてしまうのを
ただ見ているだけになってしまいます。
それが嫌なら、一旦、頭を冷やして冷静になるしかないのです。
まあ、自分自身を内面も外見も究極的に
磨き上げる「正攻法」もかなり有効ではあるのですが、
他の方法として、計画的に枯渇に相手を口説き落とすのも
ひとつの手だと私の場合は思っているので、
ご自身の得意な方をメインに活用されると良いと思います。
