心配する暇があるなら、その時間を別の事に使った方がいいというお話

例えば、なにかを心配してるとします。

具体的には、自分の会社の状態が今よくないから
倒産してしまうのでは?と心配してるとします。

まあこれは、私自身も経験があるのですが、

中小企業で、ちょっと不況の波が来れば
簡単に波に飲み込まれてしまいそうな
小さな会社の場合だと、

例えばニュース一つで不安になってくる事も
私の場合はよくありました。

まあ、小さい会社というのは、とくに経理を担当してなくても
物の流れを見ていれば会社の資金繰りが火の車かどうかぐらい
すぐにわかるものです。

そして日々真面目に働いてると、とくに気をつけて無くても
本当に会社が火の車なのかがわかるわけですよ・・・

しかし、当時の私は平社員だったので、
経営の部分にはタッチできず、
出来る範囲でやるしかなかったのです。

ただそうなると、もの凄く心配になってくるんですよね。

例えば、

いつか自分も肩を叩かれる日が来るのでは?

とか、

来月はもしかしたら給料が振り込まれないかも?

とか、

明日になったら、社長と急に連絡が取れなかったり・・・

とか、

そもそも、いつの日か、

出社してみたら会社がなくなってた・・・とか。

いくらでも不安要素が思い浮かんでくるわけです。

ただこれらは結論を言ってしまうと、

全部「無駄な考え」で、

本当に一切必要の無い心配事なんですよね。

というのも

いろいろ経験してくると気付いてくることなんですが、

一社員が会社が傾いている時にやれる事というのは
限度がありますししかも焼け石に水である事が多いです。

もちろんだからといって、仕事の手を抜けばいい。
と言ってるのではなく、会社の心配をするよりも、

「自分がこの会社に対してどれだけの事ができるか?」

また、もし倒産してしまった場合でも、

「その時自分はどう行動していくか?」

等々、前もって考えていけばいいのであって、

会社が倒産したらどうしよう?と心配ばかりして
とくに何も行動していかないという事をしていては、
本当にそうなった時に路頭に迷う事になるだけです。

だから、心配している暇があったら、

今の現状で自分が出来る事は何があるか?

また、この次の手として自分にどんな手が使えるのか?

について、真剣に考えた方がよいと私は思っています。

まあ、普段から真面目に仕事に取り組み
人一倍頑張ってしっかり成果を出してる人は、
たとえその会社が無くなっても食べてはいけると思うので
そこまで心配する必要は無いと思いますよ。