実は感謝をするのが難しいって言う人もいるようですが

なにもわざわざ、両親に対して面と向かって
「ありがとう」といいなさい。と言うわけでも無いのですが
これを感謝を言う事だと思われてる方がいるようです。

もちろんこれも、ひとつの感謝の形です。

が、しかし、感謝なんて、いつでもどこでもだれにでも
自分にでも「今すぐ」出来てしまうものなんです。

ただそこでいろんな事を知れば知るほど感謝の幅が広がります。

しかも、次第に感謝が深く真剣になっていきます。

例えば、毎日会社に出社すると、
清掃員の人と出会う事があるのですが
皆さんだと挨拶程度はされるとは思うのですが、
私は挨拶と一緒に「いつも有難うございます」と
心の中で会うたびに言うようにしています。

これはなぜかと言いますと、

こういった清掃をされる方は、
廊下やオフィスはもちろんのこと
トイレの掃除までしてくださっているからです。

もちろん私も朝一番に自分の机ぐらいは拭くのですが、
書類棚を拭いたり、他の人の机や、通路まで掃き掃除をする。
という所までは出来ていません。もちろんトイレも。

これらは全部、清掃員の方にまかせっきりなんです。

そう考えれば全部まかせっきりで楽をさせてもらってるのに
感謝をしない。というのは凄く失礼な話なんですよね。

しかし、こういった事を考えない人や知らない人は、
挨拶だけはして、知らぬ顔の人が多いです。

また、仕事ひとつとっても、
取引先の人から仕事がもらえるから、
また、お客様が商品を買ってもらえるから、
今の仕事があり給料をもらって食べていけるわけです。

だから、言葉だけ有難うございますと言ってる人と、
理解したうえでこころから感謝しながら
有難うございますと言う人の有難うは
全く違うと私は思っています。

ただ、最初は分からなくても形だけでも
感謝の言葉を言うとよいと思います。

人生経験をしていけば次第に
心から感謝の言葉が出てくるからです。