どんなにしあわせな(又は辛い)経験も、自分で経験してみなければわかりません

この世の中は本当に不思議な世界でして、
たとえ全く同じ出来事を経験したとしても、人によっては、
全く違った受け取り方をしてしまう事があるのです。

例えば、ちょっと風邪をひいて、すこし体調が悪くなった人が
1日ゆっくり寝て風邪を治して健康になった場合と、
5年も10年も病気で動く事すらままならない状態だった人が、
奇跡的に回復して健康になれた場合とでは、

同じ「健康になれた」にしても、
それぞれ全く受け取り方が違うと思うのです。

例えばこの上の人の場合は、いつも健康で元気だったのが
少しだけ不調になっただけで直ぐに回復できたものだから
多分「健康のありがたみ」はそんなに無いでしょう。

しかし、下の人の場合は、5年も10年も寝たきりだったのが
奇跡的に完全に回復して健康になったものだから、
自分の身体が健康な状態になってるというだけでも、
神様に感謝するぐらい嬉しいと思うのです。

そういう意味では、病気をした事が無い人に
重い病気の人の気持ちは絶対わかりませんし、

また、病気以外の話でも
例えば失敗してどん底を味わった事が無い人に
人生でかなり大きな失敗をしてしまい
地を這うぐらいのどん底な生活をした人の気持ちも
その人にとってはサッパリわからないと思う訳です。

しかしこの死ぬようなほど苦しい病気でつらい想いをした人も、
大失敗して普通に生活するのもシンドイ状態を経験してきた人も
底から抜け出して、普通に健康に生きてけるようになるだけで
感動を味わう事ができるぐらいしあわせになれると思います。

だから、どんな場面でも自ら死ぬという選択は
選ばないようにお願いしたいところです。

私が思うに、その人のその苦悩の人生の中に、
自ら気付く必要がある「なにか」が
必ずあると思うのです。

そして、それにさえ気付く事ができれば、
その状態から抜け出す事が出来る場合が本当に多いので
頑張ってみてください。