しあわせになりたい!と言いながらわざわざ自ら不幸になる考え方をする人

人間ってある意味習慣の動物と言われてまして、

例えば朝起きたら、そのままトイレに行き、
洗面所で歯磨きをする。といった行動などは、
いちいち考えなくても習慣になってる方が多く、
意識しないでも毎朝繰り返している動作だと思います。

そしてこれと全く同じことが、
ある特定の出来事に対するその人の習慣的な考えとして
毎回同じ考え方をする(受け取り方をする)という
話にもあるのです。

例えば、何か嫌な事があったとしましょう。

まあ、普通の人なら嫌な事があったら
たぶん「嫌な気持ち」になると思います。

これが逆に「いい気持ち」になる人は少ないはずです。

ただこういった、
嫌な事をそのまま嫌な気持ちとして受け取るのは、
いつもの習慣から来たもの(習慣的思考)なんですよね。

例えばいつもいつも、
いやな目にあったら → 嫌な気持ちになる。
という事を毎回やっていけば、多分誰だって
それが習慣になって当たり前になってくると思うのです。

しかし、嫌な事を普通に嫌だと受け取るのは、
本気で「幸せになりたい人」や「運がよくなりたい人」の
受け取り方ではありません。(健康になりたい人も同様です)

以前にもお話したとおり、
嫌な事を嫌な事として受け取らず、
何が起きてもありのままで受け取り、
さらに感謝できるぐらいできれば、

他人の行動や言動に振り回されない
安定した生き方ができるようになると思います。

例えば、運が悪い人を見ていると、
嫌な事をイヤだ!と言ってる人がホトンドなんです。

しかし本気で運を良くしたいなら、そういう運が悪い人と
全く同じ事をしていてはいつまでたっても運は良くなりません。

また、幸せになりたい。と口では言いながらも、
嫌な事があったらすぐ嫌な顔をする人がいますが、
「本当に幸せな人」というのは、たとえ嫌な事があっても
嫌な顔一つしないのです(何が起きても許せる人なので)

だから条件反射的に、嫌だ嫌だと言ってると、次第に、
その言ったとおりの環境や状況を引き寄せてしまい
逆に不幸になってしまうかもしれません。

そしてこれらは自分では気づけないかもしれませんが、
ちょっと嫌な思いをした時に、どういう気持ちに
自分の心が支配されてるか考えてみると
理解できると思います。

例えばそういう場面で、(人によっては)

「しかえししてやろう」

とか考えてるかもしれませんが、

本当にしあわせな人は何があっても
そんな事はまず思わないので気をつけてください。