嫌な事が起きて来る前の段階のお話

前回お話した中で、

どんな出来事でも、
善か悪か、メリットが有るか無いか、
また、自分にとって都合がいいのか悪いのか
を、人は誰でも判断している。

と言うお話を書いてきたのですが、

この2面性というのは、私達が生きてる限り
結局どこに行ってもついてくる話なんですよね。

例えば、戦争をしている国とか見ていると、
自分の方にこそ「正義が有る」とか言って戦ってますが、
確かに、正義と悪が存在し、悪を倒す為に正義を振りかざす
というのは、戦争をする為の理由にはもってこいの話ですね。

しかし、この正義や悪というのも、この世だけのお話、
この世界限定でのお話なんですよね。

例えば、私達が寿命が来て、この世から去ることになれば、
この世界で言う正義とか悪とかいう概念自体が全て消え

私もあなたも同じひとつのものだ。

という事が、知識としての理解ではなく
体験として理解できるようになって来るわけです。

そして、本来はひとつのものを、二つ以上に分離することで
できた世界がこの地球といいますか宇宙なんですが、

この分離した結果、
例えば、ひとつの解釈で済んでいた事が、
二つ以上の解釈が出来るようになり(多様性が生まれ)
私とあなたという概念が成立するようになったわけです。

だから、分離して出来た世界に生きている私達は、
どうしても、何かの出来事に対して「こうである」という
解釈をいちいち付けていかないと、
コミュニケーションすらままらなくなるのです。

ただそうすると、どんどん分離が進むごとに、
もともとは一つだった事をだんだん忘れていってしまいます。

そうすると、人生で迷いが出てきたり、
わからない事の不安や恐怖に襲われたりして、
次第に悩むようになってくる訳です。

とまあ、いろいろ書いて来ましたが
もしかしたら結構間違って書いてるかもしれませんが
この世は(この世界は)こんな感じで作られているので、
ただ生きてるだけでも、人って悩みが尽きないんですよね。

まあ、生きてる間ずっと悩みが尽きなくても、

    「楽しんで生きて行く事」

はできますので、お互い楽しんでいきましょう。