しかしそれにしても、人間というのは本当に不思議なもので、
まったく同じ景色を見たとしても、そこを意識していなければ
見ていながら認識できず、見えてない事と同じことになる。
というのは本当に驚きです。
例えば、自分の子供がいじめにあってたとします。
しかし、少しいつもと違った雰囲気を子供がもってたとしても
自分の事で手いっぱいだったり、他の事に意識が行き過ぎたり
自分自身深刻な悩みを抱えていて自分の方が助けが欲しいと
いった状態に陥ってしまってると、
いつもそばに居る自分の子供の救難信号でさえ、
(学校でいじめを受けて辛い思いをしている事さえ)
気付いてあげる事が出来なくなってしまう場合があるのです。
これは例えば、というお話で、
現実にそういった人が居るという話ではないのですが、
自分の会社を大きくするために、今、一番忙しいときに、
子供が学校でいじめられていたとしても、
会社の事に意識が行き過ぎて、自分の事さえおろそかにして
心に余裕が無い人の場合は、自分の子供の気持ちに
気づいてあげる事ができなくなる場合があるのです。
少し話が外れますが例えば
相手に「思いやり」のある行動をしようとすると、
その人自身の心に余裕がなければまず出来ません。
ここの部分がわかって無いと、
後で後悔するかもしれないので気をつけてみてください。