つい先日の話なんですが、久しぶりに、
部下を叱っている上司を近くで見ることができました。
と、言っても、会社の中でではなく、
混んでる喫茶店の隣の席に、たまたま偶然に座ってしまった。
というだけの話なのですが、
ほんの5分程度しか話を聞くことはできなかったのですが
やはり、部下を叱るというのは、誰でも難しいみたいですね。
例えば、部下を叱るにいても、
誰でも出来てすごく簡単な方法というのが、
何も考えずに、ただその時の気分で怒ることなんですが、
こういった叱り方をすれば、ほぼ部下から嫌われたり、
信頼や尊敬を手放す事になりかねないものなのですが、
意外と多くの人がやってたりします。
まあ、本当に楽なんですよね。
その時の気分で怒ることって。
しかも、自分より弱い立場の人を怒るので
怒られる側としても反論する事ができない人が多いですし、
なにより、何も言えない相手に気晴らしもできて
一石二鳥と思ってる人も結構いる気がします。
しかし、誰でも出来てしまう分、反動といいますか
反感が物凄い場合があるんですよね。
ただそこで思ってしまうのが、
人間的に成熟している人だったり、
心に余裕がある状態ならまだしも、
自分の事で手一杯の人だと、
こういった叱り方しか出来ないかもしれません。
というのも自分に余裕が無いと、ついつい
相手の気持ちをおろそかにしてしまいやすからです。
ただ以前にも書いたとおり、部下も子育ても、
楽しようとすると後で後悔する場合が多いです。
実際に後になって後悔しないためにも、
いつも心に余裕を持つように心がけるのを
お勧めしたいところですが
現実には難しい人も多いようです。