何故こう何度も自分の中の「軸」について
お話するのかといいますと、
例えば、相手を説得する場面で
自分の意見を相手に受け入れて貰う為に、
一本スジが通った一貫性のある話をしないと
なかなか相手に受け入れてもらえない場合が
現実にあるんですよね。
例えば逆に、話があっちに行ったり、
こっちに行ったりしている人の話しというのは、
聞き手側としても話の内容をつかみ難いところがありますし、
会社でのプレゼンでは特に悪手に近い手だと思うわけです。
他にも、嘘ばかりつく人というのも
結構話している内容に一貫性が無い場合が多いのです。
まあ嘘というのは長話になればなるほど
つじつま合わせがもの凄く大変ですから、
話に一貫性が無くなり易いのが普通なのかもしれません。
(話を戻しまして)
結局の所、自分の話に一貫性を持たせる為には、
自分の中の考えそのものも一貫性(軸)が無いと
難しいところがあるのです。
例えば、将来なにも目標が無い人のお話と、
何か一つ大きな目標を持っている人のお話を
聞き比べてみても、
はっきりと志の違いを感じますし、
なにより、その言葉に説得力がある場合が多いです。
そういった意味でも、自分の中に「軸」があれば、
生きていく上でも、人に話を聞いてもらう上でも、
有利になる。というワケです。