これは占い鑑定をしていく中でも感じてしまう話なんですが
人間というのは(私も含めて)本当に視野が狭い
動物なんだと、つくづく思ってしまうことがあります。
例えば、深刻な問題に悩まされている方のお話を
伺ってみても、その人の中ではもう、
選択肢が1つしかない状態に追い込まれてしまってる場合が
ほんとうに多いのです。
例えばもう全てを諦めてしまうしかない。と言った感じで、
最後の最後の手段を行使する前に藁をもすがる想いで
わたしの所に相談に来られる方もいらっしゃるのです。
しかし、どんな事でもそうなのですが、
選択肢というのは「たったひとつしかない」という事は
ほとんどありません。(私個人はそう思っています)
例えば、以前お話したお金に困った人の相談にしても、
借金で首が回らないから本当にどうしたらいいかわからない。
と言う人であっても、
私は法律には詳しくないのでハッキリとは書けないのですが、
法律に詳しい人に頼ったり、国や住んでる市や町に
相談してみるという手もあるわけです。
また、友達や家族や親戚の人に相談してみれば、
なにかいい案が出てくるかもしれません。
しかし、自分ひとりで何でもかんでも解決しようとすると
(視野が狭いので)「詰む」場合も出てくるのです。
もちろん、何でもかんでも初めから人に頼りっぱなし、
というのはどうかとは思いますが、
自分であらゆる手を模索してそれでもどうにもならないなら
人に頼ってみてもいいのでは?と私は思っています。
まあ、自分ひとりの視野というのは本当に狭いので、
なんでもかんでもひとりで完璧にはできないものとして
行動される方がいいと思います。