人は誰しも悩むものですが、占い師自身もやっぱり悩みはあるものなんですよね

わたしも占い師になって結構経ちますが、

占い師をやっていていつも大変だなと思うのが

「毎日勉強をしていかないといけない」

という所だと思っています。

ただ、占い師なんだから

占いの勉強をするのは普通で当たり前の事なのでは?

と思われる方も多いとは思うのですが、

(もちろん占いの勉強もありますが)

占い以外の分野の方もしっかり勉強していかないと

次第にお客様の悩みに対応できなくなってしまうので、

むしろ占い以外の勉強の方が

重要になってくる場合もあるのです。

そこでちょっと極端な話になってきますが、

例えば社会人になってどこかの会社に勤めるとか一切せずに

すぐに占い師としてやって行こうとした人の場合だと、

今現在会社で働いている人の悩みに対して

(自分自身は会社で働いた経験が無いわけですので)

場合によっては相談者の悩みに共感できず(理解できず)

対応できない場合が出てくる可能性もあるわけです。

またよくある話として、

ネットで起きた出来事に対して悩んでる人の場合だと、

占いに頼るよりも法律に詳しい人に頼った方がいい場合も

ケースによってはあるのですが、

しかしこれがネットに疎い占い師さんだと

こういった事が判断出来ない場合もありますし、また、

何に悩んでいるかすら見当がつかない場合もある訳です。

ただし、この様に自分が経験して無いからといって、

そのお悩みには対応できませんでは、

占い師はやっていけません。

だから、占いをしている時以外の時間を

かなり勉強に当てるぐらいやっていかないと、

占い師を続けていく事すら難しいと私は思うのです。

ただ、この様に偉そうな事を書いてはいますが

私自身も結構ものを知らないので

日々勉強していかなければいけないんですよね。

そこで私の場合、

どのように勉強をしていってるのかといいますと

例えば、経営やビジネスに関連がある本を読んで

知識を得るようにしていっています。

例えば、松下幸之助さんの本は今でも読んでますし、

最近だと、本田宗一郎さんの本も読みました。

この松下さんの本は商売の取り組み方について

また本田さんの本はものづくりに対する姿勢について

学ぶ事ができ私にとっては得るものがありました。

ただこういったお話は、一般の人から見れば

占いとはまったく関係が無い様に

見えてしまうかもしれませんが、

悩みというのは会社で、といいますか会社で働いていく中で

出てくる場合が多いのでその会社の中で働いている人の事を

知る事が重要になってくるわけでして、

その会社で働いている人そのものを知る為には、

こういった経営のプロ、もしくはものづくりのプロを

参考にする事で、

人そのものといいますか、「人となり」が見えてくるので

それが私にとっては勉強になってくるわけです。

そしてこれらを参考に会社の人間関係での悩みに対して

(自分の経験もあわせて)アドバイスしていくと、

お客様にうまく話が伝わる事が多いのです。

例えば、占い鑑定でアドバイスをしていく場面では

どんなにこちらがいいアイデアを持ってたとしても

悩んでる人にお話しする時点でうまく伝えられなければ

あまり意味がありません。

実際に相手にちゃんとアドバイスを伝える為にも、

占い以外の知識は絶対に必要になってくるわけです。

しかし、勉強が嫌いな人や全く勉強しない人は、

自分の経験以外の知識が(引き出しが)無いので、

いろんな人の悩みに対応しきれない場合がでてきます。

そうならない様に占い師という仕事をやっていく限りは、

ずっと勉強し続けないといけないというわけなんです。

そう考えていくと占い師というのも

なかなか大変な仕事だと思います。

ただこういったお話は、占い師に限った話でもなく

どんなお仕事でも一緒だと思いますが。