いつも倦怠感があってやる気が出なかったり、うつの治療をしているのに改善しない場合どうしたらいいか?

例えば、いつも倦怠感があったり、

疲れが取れなくてスッキリしない日が続いたり、

妙にだるくてやる気が出ない日があるという人は、

「鈍肝」について気をつけた方がいいかもしれません。

ただ、この鈍肝という言葉自体、

もしかしたらあまり知られてないかもしれませんが、

この鈍肝というのは、甲田光雄先生が言われてた言葉で、

「肝臓が鈍る状態の事」を指します。

そしてこの鈍肝になってしまうと、

倦怠感が抜けなかったり、やる気がでなかったり

すぐに疲れて気力がなくなったりする場合があるようです。

ただしそこで注意したい事として、肝臓が病気の人も

こういった症状が出てくる場合があるのですが、

別に肝臓が病気でなくても、普通の人で

肝機能の数字が正常の数字の人であっても

この鈍肝になってる場合が多いらしいです。

例えばこの鈍肝になると、場合によっては

やる気が出なくてすぐ疲れて仕事に行く事も

出歩く事さえもできなくなる場合もあり、

そこで病院に行ってみて精密検査をしたとしても、

肝機能検査では異常な数字が出ないものだから

うつ病とか自律神経失調症とか診断されて先生によっては、

鬱病の治療を選択されてしまうかもしれないのです。

ただそれでも人によっては、うつ病の治療で

ある程度改善する場合もあるので、

それはそれでいいのですが、

しかしもし、

そのうつ病の治療をしても改善が全く無い場合は、

この鈍肝を疑ってみる事をお勧めします。

まあ実際に、日頃から疲れた疲れたと

口癖のように言ってる人もいますし、

同じ仕事をしているのに、妙に持久力が無い人が

たまに居るのですが、

そういった感じの人ももしかしたら、

この鈍肝になっているのかもしれません。

特に症状が重くなると、

動くのも億劫になるぐらいになるそうなので、

早めに治療をされる事をお勧めしたいのですが・・・

しかし、この鈍肝の治療法を知ってるお医者さんは

多分、世の中にはあまり居ないと思います。

というのも、

この鈍肝を最初に指摘した人というのが

甲田光雄さんという先生なのですが

この先生はもうすでにこの世にはいないからです。

ただし、有り難い事に

甲田先生自身が現場で経験してきた事を

本にしたものは今でも残っているので、

そちらを参考にされるとよいと思います。

例えば、甲田先生の本にもよく出てくる

「本断食」などはこの鈍肝に特に有効になんですが

しかし以前にも書いたとおり、

病気の人が本断食をすると

命の危険にさらされる場合がありますし、

断食をした事が無い人が本断食をいきなりすると、

場合によっては救急車で運ばれる結果になるかもしれません。

実際にそうならない為にも最初は甲田先生の本を読んでから、

まずは半日断食をされるといいかもしれませんね。

ただ、上にも書きましたとおり、

今現在、甲田先生にはもう頼る事が出来ないので、

自己責任でなんとかしていくしか無い状態ですし、

また、生前の甲田先生は治療に専念されていて

弟子とか一切とっていなかったようなので、

甲田先生の治療法を完全に完璧に実践できる人は

この世にはひとりもいません。

ネットにも甲田先生についての公式発表がありましたが

現在は病院を閉鎖し

医療行為を一切してないと明記されてたので

自己責任で自分で体調を管理していくしか

今は道が無いようです。

しかし、希望はありますので頑張ってください。