会社での人間関係の悩みの中では、
上司と部下との関係で悩む人が特に多いと思います。
例えば、会社の上下関係の中で
上司の人や社長の立場の人の中には、
なかなか自分の部下とうまくやっていく事が出来ずに
いつも悩んでる人がいます。
そして人によっては部下がいう事を聞いてくれないとか
働いてくれないと愚痴をこぼす人まで居るくらいです。
そしてこういった部下との人間関係に悩んでる時に
特に有効な考え方として、
例えば、逆の立場で考えてみる。という事は、
意外と何が原因でそうなったのかを
自らわからせてくれる場合がある様です。
そこでこの逆の立場で考えてみるというお話ですが、
これは単純に、自分が部下だったらどう思うのか？
という考え方をしてみるといいです。
例えば、自分の上司が自分の様なタイプだったとしたら
その上司に対して自分はどんな態度をとるだろうか？
と考えていくと、多分見えてくるものがあると思います。
少し例をあげてみると、自分はいつも部下に対して
がみがみ怒鳴り散らしてるとしたら、そういった感じの
上司が自分の上司だったとして想定し考えていくワケです。
まあ誰だって、毎日毎日上から怒鳴られていれば、
嫌気が差すのが普通ですよね。
また、自分は仕事も出来ないくせに、
偉そうに上から目線で
数字が達成できてないじゃないか？
とアゴで示されたとしたら、
仕事も出来ないくせに何を偉そうに。
と思ってしまう人も、中にはいるはずです。
（私も過去には思った事があります）
そして結局この上司の態度そのままが
今の自分なわけですから、そこはやはり
反省する必要がある所は反省し、
改善した方がいい所は
改善したほうがいいと思うわけです。
ただ、今の状況（会社）で働いている人達を見ていると、
部下の人に対して、いくら怒鳴ったとしても
多分もう数字をあげてくれる事は無いと私は思っています。
というのも、上司に怒られた時点で
凹んだりやる気をなくしてしまう人が
少なくないからです。
ただ、こういったお話とは別に
そもそも、自分が他人を怒れるぐらいに
（怒ってもいいぐらいに）
死ぬ気で必死になって働いてるのか？と質問されて
即座になんの迷いも無く「はい」と答えられるなら
結構怒っても有能な部下ならついて来るとは思うのですが
仕事は中途半端で売上もさっぱり数字が出せてない人が
腹いせに気分で部下を怒ってばかりしていれば、
部下の方でもデキル部下ほど見限るのが早いと思われます。
そして、部下から完全に嫌われてしまって
人間関係に悩まないという事は実際にはありえないんですよね。
だから人間関係に悩まされたくないなら、
嫌われるような事ばかりしない方がいいんです。
例えば、部下と良好な関係を保ちたいなら、
部下をほめたり、その人なりを認める。
という事をしていくと良いです。
逆に、頭ごなしに相手を否定したり、
気分で怒ってばかりいればどんどん嫌われるでしょう。
例えば「だから君はダメなんだ」とか
「こんな事も出来ないのか？」といった言葉とかは、
特に部下から嫌われる言葉となります。
まあ、言わない方がいいでしょう。
