思いやりのある怒り方が出来る人は運がいい人が多い

とくに会社の中ではよくある話だと思うのですが、

例えば上司やお客様からお叱りを受けたり、

怒られたりする事というのは

会社勤めをされてる方ならよく遭遇すると思います。

しかし、お客様が会社の人を怒ってる場面にしても、

上司が部下を怒っている場面にしても、

個人的に見てると、愛がない怒り方をしているなぁ。

と思ってしまう事が時々あるのです。

例えば怒る場面というのは、

明らかに怒られる方に非がある場合も多いのですが、

ケースによっては、その怒られる人だけの責任ではなく、

周りの人にも責任があったり、

また、その怒ってる上司にも非があるのに

一方的に部下を叱り飛ばしている人も中にはいるようです。

さらに怒ってる人や怒られてる人を見ていると、

いじめをしているように見えるといいますか、

パワーハラスメントをしている様にも見えてしまう上司もいます。

例えば「お前のために言ってやってるんだ」とかいった

言い回しをする上司とかいますが、

相手に苦痛や不快な思いを

延々我慢させるような怒り方をしておいて、

お前のためにやってるんだというのは、

なぜか恩着せがましい態度に見えて仕方がないんですよね。

ただこれと似たようなケースとして、

親が子供を叱る時にもこの言葉を使ってる人がいるようで、

さも「お前の為を想って言ってるんだ」といいつつも、

親の自分の都合の為に有無を言わせない意図がちらほら見え隠れてて

何とも大人気ないいやらしいさを感じてしまうのは

私が変にうがった見方をしているせいかもしれませんね。

と、ちょっと話が外れてしまいましたが、

こういった怒り方一つ見ても、愛のある怒り方をしているか、

ただただ自分の都合のいい怒り方をしているかで、

相手の受け取り方がまったく違ってきてしまうわけです。

そして、やはり愛のある怒り方をしている人の方が、

人から好かれやすいのは、誰でもわかると思います。

逆に自分の都合でばかり怒ってる人は、

まあ嫌われている人が多い。

そして、どっちがより幸運に恵まれるかというと、

やはり人から好かれる人の方が

運がいい場合が多いんですよね。

ただ実際には、

人を怒るというのはもの凄く難しい場合がありまして、

このように文章で愛のある怒り方とか、

自分の都合で怒らないようにするには?

といった事を書いたところで、

実際に怒る時は、そんな知識なんて

ふっとんでしまい使えない場合が多いです。

じゃあどのようにしたら、

自分の都合で怒らないようにできるのかといいますと

いつも相手の事を想って、思いやりのある言葉を

常日頃から使っていくようにしていければ、

愛のある怒り方が出来るようになる場合があります。

ただ逆に、相手に無関心で

自分の事ばかり考えているような人とかは、

相手を思いやるという事を全くしないので、

ほぼ自分の都合でしか相手を怒ることができません。

実際にそういう人に怒られてしまうと、

たとえこちらに非があったとしても

もの凄く辛いですし、

精神的に疲れてしまうんですよね。

まあ、相手を変える事は出来ないので、

まず自分がそういう事をしない。

という所からはじめるといいでしょう。

意外と私自身も無自覚でやってた事があったので、

もしかしたらここを読まれてる貴方も、

無自覚で自分の都合で相手を怒ってるかもしれません。