人をじっくり観察する事が、幸運に繋がっていく事があります

人生を生きていく中で「いざ」と言う時に焦って失敗したり、

取り返しのつかないミスをしてしまう人が

時々いらっしゃる様子です。

例えば、なにか相手にして欲しい事があって

それを頼もうとする時に心が焦ってしまって

頼むタイミングを間違って相手に言ってしまい

へそを曲げられてしまったりとか、

また、告白するにしても、

そのタイミングだと相手に拒絶されてしまうと

誰もがわかるタイミングで焦って告白してフラれてしまうとか。

またよくある話で、

絶対に取りたい仕事のプレゼンをする場面で、

緊張しすぎてなかなか話をまとめる事ができず、

最終的に白紙にもどされてしまったりとか、まあよくある話です。

しかしこういった「あせり」というのは誰しもあるものなんですが、

あせってる自分をある程度コントロールする方法はあります。

例えば、人前でスピーチをする時とか、

前もって人前でしゃべるのがわかっているなら、

時間が無くても一夜漬けでいいので、

しゃべる内容を暗記するぐらい何度も何度も繰り返し

スピーチの練習をしていくという方法があります。

これはスポーツ選手がよくやる方法で、

試合で緊張している時や、

試合中疲労しきってる時などに、

自分の意思とは関係なく

身体が勝手に動く事ができるぐらい練習をする

というアレです。

この例えのスピーチにしても、朝から晩まで

同じ文章を何度も何度も繰り返していれば、

たとえ当日頭の中が真っ白になったとしても

勝手に口を突いてすらすらと言えるぐらいにはなれます。

この様にどんな事でも前もって対処(練習)しておけば、

「いざ」という時に「あせった」状態には

あまりならないと思います。

ただし「いざ」という時に「あせらなくても」

ミスしたり失敗する人も中にはいます。

ただそういう人の場合は

「運」が作用していると思った方がいいでしょう。

例えば、家族や自分の周りの人、

上司や同僚の態度や言動をよく観察してみてください。

よく観察してみて、

自分の周りで自分に対して変によそよそしい人や、

自分を敵対視している人がもしいたとしいたら、

「いざ」と言う時に

ミスした場面でフォローがまったく無い場合があり、

そのフォローが無いからという理由で

結果的に大失敗に繋がってしまう場合があります。

実際に仕事でも恋愛でも

意外と自分の周りの人に足を引っ張られるかどうかで

結果が真逆になってしまう事が結構あります。

「運」というのは人が運んでくるものでして、

その運を運ぶ人を敵に回した時点で「運」が無い

ともいえる状態になってしまうのです。

だから周りの人、

特に自分に近い人をよく観察してみる事です。

じっくり観察して見れば、

今自分がどんな状況に置かれているのかが

(誰かに何か言われなくても)自分でも分ると思います。