それを悩みと取るか、人間的に成長するための課題と取れる様になるかは人によって違いますが

例えば誰もがそうだと思うのですが、人間生きていれば、

なにかしら問題や悩み事が出てくると思うのです。

しかし、人によっては、それを悩みと受け取るか、

または人間的に成長するための課題として受け取るかは

また、ぜんぜん違ってくると思います。

例えば、ある日車で事故をしてしまい

足を骨折して治るまで仕事ができなくなったとします。

そうなると病院に入院している間は医療費がかかる上、

収入がゼロになってしまうわけです。

ただ、保険とか入っていれば、医療費は出るかもしれませんが

自分が関わっている仕事がストップするのは変わりありません。

つまり、会社の人に迷惑をかけるのは一緒なんですよね。

そしてこれを、どう受け止めるかは、

人によってまた変わってくる訳です。

例えば、人によっては、

こちらの不注意で事故になったので

(人身事故の場合)相手方にも謝りに行かないといけないし、

会社にも迷惑をかけてしまって、骨折で病院に居ながらも

どうしようか本当に悩んでしまう人もいるわけです。

しかし、この起きてきた出来事の全てを受け止めて、

(前向きに受け取り)この事故がおきたしまったけど

自分は何が出来るのか?とか、どう乗り越えればいいのか?

と真剣に考え行動に移していく人もいるわけです。

ただ、簡単に書くと、どうしたらいいか悩むだけ悩むか、

それを乗り越えるために真剣に考えるかの違いです。

ただ、どちらの行動も悪い行動だとは思いませんが、

人間的に成長できるとしたらやっぱり後者の方ではないか?

と私は思ってしまうのです。

しかし、後者の行動ができる人が、いや、

出来る様になるまでに時間がかかる人が

世の中にはいらっしゃるのです。

実際の所、どんな問題でも、それを悩みと受け取るか、

それとも人生の課題として自分を成長させるための糧として

受け取るかはほんとうに人それぞれだと思います。

ただそこで、悩みとして受け取ってばかりいると

辛い事が多いんですよね。

だからできたら、自分を成長させてくれる糧として

受け取ることができればベストだとは思うのですが、

それに「気づく」のに時間がかかってしまう人が

世の中には多い気がするのです。

例えば、私の様に何年も何十年も経って

やっとそのことに気づいた人もいれば、もっと早く

例えば子供の頃にふとしたキッカケで気づける人も居るわけです。

ただ、中には一生気づけないままの方もいるわけで・・・

しかしこのお話は、たとえ知ったからといって

人によっては完全に腑に落ちる話になるわけでもないので

説明が難しいんですよね。