今の自分を変えたいなら、考える事を変えるより、言葉を変えた方が早そうです

実は私自身も「自分を変えたい」と

猛烈に思っていた時期がありまして、

実際に本を片っ端から読み漁り、いろんな知識を得て、

いくつか自分を変える方法を試してみたことがありました。

しかし、そのどれもが、

自分の頭の中の考え方を変える方法がメインだった為か、

あまり効果を感じられない日々が続いていた過去が

私にもあったのです。

ただ、今では特に「自分を変えたい」とは

思わなくなってきました。

というのも、ある本をキッカケに

汚い言葉使いや否定的な言葉を「一切」言わない様にして

少しでもいいので綺麗な言葉を意識して使う様になったからです。

まあ、一切言わないようにして。といっても、

人間ですので、どうしても言ってしまう事はあります。

(自分では気づいて無いところで

 もしかしたら言ってるかもしれないので)

そして、今では特に自分を変えたいとは思わなくなり

ありのままの自分で良いという感じで自然体で居る感じです。

まあ、過去の自分を考えてみると、

腹が立ったらそのままストレートに言葉にし、

汚い言葉を使い、コトあるごとに否定的で

ネガティブな事ばかり言っていました。

そしてこれのよくないところが、

「自分の言ってる言葉を自分自身も聞いてしまっている」

というところなのです。

この自分の言葉というのは、

発すると同時に実は自分自身も聞いているわけです。

まあ、絶対に聞きたくない!と思っていても、

どうしても自分の言葉が耳に入ってきます。

ただその言葉が「ありがとう」とか「幸せです」などの

綺麗な言葉ならまだしも、

愛する人や尊敬する人には

絶対に言えない様な汚い言葉を

自分で言いながら自分で聞くとなると

自分自身もウンザリすると私は思うのです。

そしてそれが続くとですね・・・

自分の中で、こんな言葉を使う自分は嫌いだ。

と思うようになり

次第に自分自身が

嫌いになってくる場合もあるのです。

ただこうなってくると悪循環で、

嫌いな自分を更に嫌いになるような出来事が

自分の周りにも頻繁に起こってくるようになります。

いや、正確には、起こってくるというよりも

起きて来たことに対して、全部、否定的に受け取ってしまう

自分になってしまう。と言ったほうが正しいでしょうか。

例えば、友達が結婚したとします。

これが普通の心理状態なら、

祝福したり心からお祝いするとは思うのですが

自分が嫌いな人の場合は、

何で自分は結婚できないんだろう。

とネガティブに考えたり、

その友達に嫉妬したりするようになったりします。

しかし、自分の友達なので

表面上は他の人と同じ様に祝福するのですが

自分の内面では、嫉妬の塊みたいになってしまってて

そんな自分が更に嫌いになってしまうコトもあるようです。

この様に、言葉使いがよくないと悪循環にはまりやすいのです。

だからまずは、言葉を変えるとよいと思います。

例えば以前にもお勧めしましたが、五日市 剛さんの本は

自分の言葉を変えるひとつのヒントになると思います。