どう考えても失敗してしまう行動をする人を見てると

私の所に鑑定に来られる方の中には、

まだ結果が出ていないのにすでに諦めてしまってる人や、

失敗する事がすでに決ってるかの様に行動して、

結果的に失敗に終わる人がたまにいらっしゃいます。

まあ、失敗自体は誰でもあるものですし、

明らかに失敗が目に見えていても挑戦しなければいけない場面。

というのも長く生きていれば誰もが経験すると思います。

しかし、まだ諦める時間でもない時や、

結果がどっちに転ぶかまだわからない時に、

すでに諦めてしまってる人がいるのです。

ただ、こういった行動や止めた方がいいでしょう。

現実にこういった行動を何度も何度も続けていると、

だんだん自分が嫌になってくる人もいるでしょうし、

次第に自分自身が信じられなってくる場合もあります。

さらに言ってしまうと、

こういう事ばかりしてると、

自分にとって興味がある事でも

新しく挑戦できなくなってしまいますし、

年を重ねれば重ねるほどに

極端に失敗する事を恐れるようになってくる場合もあります。

そしてそういう人は何かをやり始めて上手く行かなくなって来ると、

無意識的に「自分本来の実力を出す事をためらう様になり」

その結果、本来の実力を出せていれば良い結果が得られたのに

不本意な結果に終わってしまう事が増えてくるのです。

この無意識的に自分本来の実力が出せなくなるというのは、

失敗したら恥をかくとか嫌な思いをするから、

そうなりたくない為に、無意識的に自分に対して

ブレーキをかけてしまう事がある。という話です。

この様に本来の実力を出せずに

失敗に終れば言い訳が出来ますよね?

「本来の実力ならなんとかなっていた」って。

これはいつも失敗を気にしている人が陥りやすい現象なんですが、

無意識的に失敗癖がついてしまってる状態になっているので、

当の本人でさも原因が分からず、直しようがなくて

苦しんでいるケースがあります。

まあ、これを直すのはまず逃げ癖といいますか、

失敗に対して逃げ腰になるクセ自体に自分で気付く必要があり、

気付いた上で、失敗する恐怖に打ち勝たなければいけないので、

なかなか簡単には直らない気もします。

今回は、どう考えても失敗してしまう行動をする人と

タイトルに書きましたが、こういう人は、

無意識的に失敗を恐れている場合が多いと思うので、

まずはそこを自覚する事から始めるといいでしょう。

ただ、深刻な状態の人自体は少ない感じですが、意外と、

この状態にちょっと片足突っ込んでる程度の人は多いようです。

こういった失敗癖というのは、何度も何度も繰り返す事が多いので、

本気で直したい場合は、専門の人に相談された方がよいと思います。