相手にそうさせてしまってるのは自分のせいだから?

例えば朝起きた時、家族に会った時でも、

会社で最初に社員の人に会った時などでも、

朝なら誰に対しても「あいさつ」をすると思います。

まあよっぽど相手に対して腹が立っている状態ならば、

目があってもあいさつすらしない事はあるかもしれませんが、

知ってる人なら誰が相手であっても、

朝最初に出会った時はあいさつをするのが普通だと思うのです。

ただ、この「あいさつ」に関しては

実際には自分から笑顔であいさつしていかないと、

相手の方も笑顔であいさつしてくれない場合が結構あるんですよね。

例えば、朝が弱い人や低血圧の人、また昨日のお酒が残ってる人などは、

朝から元気に笑顔であいさつする事自体が苦痛になる人も中にはいるようですが、

ただ、調子が悪い時に元気に笑顔であいさつをするというのは、

かなり体力を使うので自ら進んでやりたい人はあまりいないと思います。

ただし、こういった朝は調子が悪い人や調子が出ない人であっても、

相手が笑顔であいさつしてきたら、こちらも笑顔であいさつして返さないと

気分的に気持ち悪くなってくることが結構あるんですよね。

いや、気分的に気持ち悪くというよりも、

相手に対して自分が不義理を働いたと想ってしまい負い目を感じてしまう。

といった方が近いかもしれません。

まあ、こういったあいさつに限らず、

相手が自分に対して良くしてくれている事に対して、(理由はどうあれ)

こちらが相手に対して無下に扱うような事をしてしまうと、

心の中の良心が痛んでしまう事があるわけです。(=負い目を感じるわけです)

だから、このあいさつひとつとっても、相手が元気に笑顔で挨拶してきたら、

こちらの方もたとえ調子が悪かろうとも笑顔で挨拶しかえさないと、

気持ち的に落ちつかなくなってくる場合もあるわけです。

だだここでひとつ考えたいことがあります。

例えばいつもあいさつをする仲だった場合、

逆に相手が元気なく不機嫌そうにあいさつしてきたとしても

こちらの方としては別に無理をしてでも

元気に笑顔であいさつしかえさなくてもいい。

という話にもなるわけです。相手に合わせるとしたならば。

まあこちらも二日酔いが残ってる状態で辛い時などに

相手の方も不機嫌そうに挨拶してきているのだったとしたら、

無理して笑顔で返さなくても大丈夫だと思ってしまうのは

普通にある話だと思います。

しかし、こういった事がお互いに続いて次第に慣れて来てしまうと、

たとえ相手との人間関係的にも問題も無く仲が良い方だったとしても、

だんだん疎遠になってきたり、

人間関係がギクシャクしてくる事も出てくるようです。

まあ、あいさつひとつでそうなるの?と思われるかもしれませんが、

朝最初に出会った時の初っ端に、不機嫌にあいさつされる事が何日も続けば、

こちらの方としても、わざわざ親切にあいさつして返してあげる必要も無い。

と思うようになって来ることもある訳で、結構あいさつひとつでも侮れないのです。

だからもし貴方が人間関係を良くしていきたいと思っているのならば、

朝一番、最初に出会った時にするあいさつを

元気良く笑顔で挨拶する事をお勧めしたいです。

(実際にこれに気をつけるだけで貴方の印象は変わります)

ただこれは、朝弱い人や低血圧の人だった場合は、なかなか難しい部分もありますが、

二日酔いの人は深酒にさえ気をつければ簡単に出来るはずです。

ただまあ朝の挨拶の効果は毎日の積み重ねですので、

一日や二日程度では即効果が出てくるとは限りませんが、

1年も続ければ、周りの人の貴方への印象はかなり変わってくると思いますよ。