たとえば、人に何かしてもらったり何かもらった時などは、
相手に対して普通に「ありがとう」と言える人は多いと思うのですが、
しかしこの「ありがとう」という感謝の言葉を「自分に対しては」
あまり言わない人が結構いるような感じが私はしています。
まあ、日々生活に追われて毎日忙しいのに、
会社や周りの人に対して気を使って更に自分にまで気を使いたくない！
という人も中にはいらっしゃるかもしれませんが。。。
ただそれは私もよくわかるのですが、
1日の内5分だけでもいいのでひとりになれる時間を作って、
落ち着いた状態で自分に感謝してみるのも
結構悪くない話だと思うのです。
例えばお昼の休憩時間に個室で数分だけ気を落ち着かせて
ゆっくりと自分に感謝してみるとか。
ただ、なぜこの様に自分に感謝する事をお勧めしたいのかが
分からない人もいらっしゃるかもしれないので少し書いてみますと、
どんな事でも「元は自分」から始まっているわけでして、
たとえば今生きていることに感謝したり、
自分という存在そのものに対して感謝するということは、
ある意味当たり前の事で普通の事だと私は考えてるわけです。
例えば、私がよくこのサイトでお勧めしている行動のひとつに、
「人に喜んでもらえるような事を積極的にしていく」
という話があります。
そしてこの話はそのまま自分の幸せや幸運にも繋がって行く話なんですが、
実際に人に喜んでもらえる様な事が出来る人というのは、
それだけで立派だと私は思いますし、
それだけで素晴らしい人間だと私は思うのです。
しかしそこで、そんな素晴らしい人に対して、
感謝しないのは何か違うのでは？と私は考えます。
実際に、今の自分が居なければ（存在しなければ）
自分がした事で人に喜んでもらえる事は絶対に無かったはずですし、
お礼としてありがとうという言葉をかけられる事も無かったでしょう。
つまり、自分という存在自体が貴重であり、
素晴らしい存在であるにもかかわらず、
感謝すらしないのはおかしいと私は考えている訳です。
まあちょっとまわりくどい書き方をしてしまいましたが、
要するに、自分自身に感謝してみるのも意外といいものですよ。
というお話です。
例えば、1日の内5分でも良いので落ち着ける時間をつくり、
一言だけでも良いので、自分に対して
「ありがとう」と心をこめて言ってみてください。
（周りを気にするなら小声でもかまいません）
これだけで、もの凄く嬉しい気持ちになれたり、
満たされた気分になれたりする場合があります。
また、これは余計なお世話的な話に聞こえるかもしれませんが、
「ありがとう」という言葉に続けて
自分に対して「愛してます」という言葉も言ってみると
さらに幸せを感じられると思います。
さてここでいきなりですが少し考えてみてください。
実際にこのふたつの言葉というのは、
現実の場面で続けて言われる事はほとんどありませんよね。
しかしこの心をこめた「ありがとう」も、
心をこめた「愛してます」という言葉も、
どちらも貴重であり素晴らしい存在の私にとっては、
ある意味言われて当然の言葉だと思うのです。
しかし現実にはこの二つの言葉を
続けて言われる事はほとんどないので、
自分で自分に対して言ってあげる。
という訳です。
ただまあ、このお話は強制でもなんでもないお話ですが、
これを毎日していくことで現実にも感謝される事が増えていくでしょうし、
もっというと人から愛されるような事も増えていくと思います。
（言葉には力があり、その力ある言葉を心をこめて毎日言っている訳で、
そう言った現実を引き寄せないわけが無いという話です）
ただし、これを実行しても
人によっては効果（結果）はまったく違ってくるとは思いますが、
少なくともこの世の中でありがとうと愛していますという言葉を
続けて言ってくれる人が現実にひとり増えたことになるわけです。
この二つの言葉を続けて言ってもらえる場面自体がほとんどない現実のなかで、
この世にひとりでも毎日言ってくれる人がいるだけでも、
しあわせで満たされた気持ちになれると私は思うのです。
ただたとえそれが自分自身だったとしても、
人に言われたのと実は効果はあまり変りません。
そして実際に幸せは自分で決めて自分でなるものですので、
この行動は幸せになりたいと思ってる人にとっては
かなり強力に作用すると思います。
