おかしいな?と思ったら、まずはその元になってる原因の部分を考えてみる

例えば自分が気に入ってるある車が欲しくて、

その車を購入するためのお金を貯めてるとします。

まあ車でなくても何か欲しいものがあってお金を貯めてるとします。

しかし、車とかだと新車で一括支払いなら

軽でも100万円~200万辺りになってきますし、

普通車ならそこそこグレードが高いものなら300万~になってきます。

まあ、100万でも300万でも、

月に手取りで20万ぐらい貰っている人のケースだと、

一括支払いとなるとかなりキツイと思います。

多分生活費やなんやかんやで月10万ぐらいは最低限必要ですし、

一ヶ月食事代やこずかい無しで残りの10万をそのまま残すのは難しいでしょうから、

月5万円貯めたとしても、ボーナス抜きで20ヶ月はかかる計算になってきます。

しかしこれが、独り身だったならまだしも家族がいるとなると、

更にお金のやりくりが厳しくなってくる訳ですが、

そこで、車を買う為にお金を貯めている段階で、

ふと、疑問が出てきてしまうケースがたまにあるようです。

例えば、20万の内4分の1にあたる5万を車を買う為に貯金していた場合、

急な出費があった時、お金がない事で苦しい状態になってしまう場合があります。

例えば冠婚葬祭などで急に数万単位でお金が必要になった時などは、

たった月5万の貯蓄だと自分では思ってても、かなりきつくなってくると思うのです。

そして実際にそうなった場合、ふと、

「なんでこんなに苦しい状態になってまで

 自分は車を買う為にお金を貯めているんだろうか?」

自分の心の中に疑問が湧いてくる事があるのです。

まあこれはよくある話といえばよくある話なのですが、

最初の志(願望や気持ち)が時間が経過すると共に薄れてしまい、

例えばこの場合は車の購入での話なんですが、

今は別に車がなくても電車で何不自由ない状態だったとしたら、

別に苦しい思いをしてまで車を買うための費用を貯めなくても良いのでは?

と思ってしまう事が人によってはあるわけです。

そして実際にふと、こういった事が自分の心の中で湧き上がってきてしまったら

一度冷静にその事について、今必要か必要でないかを考えてみるといいと思います。

実際に今車を買わなくても、普段は電車で十分なら、

無理してお金を貯めて購入しなくてもいいわけですし、

また、車というのはランニングコストが結構かかるものですので、

購入後の費用の事も冷静に考えれば、意外と購入熱も冷めていく場合が多いです。

そしてこういった部分を、

自分の中で「なにかおかしいな?」と思った時に、

時間をとってじっくり考えてみるといいという話です。

まあ、今回は車で例え話を書いてみましたが、

これは家やマンションを購入する場合でも一緒ですし、

またこれらより小さい家電製品を購入する場合でも一緒です。

なにかふとしたキッカケで、自分の中でおかしいな?と思ったら、

一度立ち止まってじっくり考えてみてください。

そうする事で、大失敗を未然に防ぐ事ができたり、

後になって後悔する事を減らしていけるようになります。