何かを求める場合、基準をひとつに絞り込むと欲をコントロールしやすい

世の中にはいろんな性格の人がいらっしゃいますが、

どんな性格の人であっても、日々、

何かを求め生きておられる方がホトンドです。

これを別の書き方で書いてみると、

毎日何かの欲を満たす為に日々行動しているのが人間というものだと

私は思うわけです。

ただし、人間というのは欲が深いもので、

ひとつ欲を満たすと、次はこれ、次はこれ、と言った感じで、

もっともっとと自分の中にある要求を更に広げていく傾向があるようです。

ただ、それが行き過ぎてしまうともう際限がありません。

毎日毎日何かを得る為に行動するようになり、そしてそれが次第に当たり前になり、

いつの間にか自分でも理由が分からないまま、何かを求め続ける人間になってしまうのです。

でも、それでも中には途中でその事に気付いて、

自分にブレーキをかけれる人もいるようなのですが、

ただホトンドの場合、そこに気付いても

なかなか自分の欲望にブレーキをかけることが出来ない人が多いようです。

ただし例外として、人生が上手くいっている人の場合は、

自分の欲望にわざわざブレーキをかけなくてもいい場合もあります。

そういう人の場合は、いけるところまで突っ切って行く事で

自分にとって重要な出来事を経験できるかもしれません。

しかし欲が強すぎて、

自分の人生さえもコントロールできなくなってしまった人は

少し考え直したほうがいいかもしれませんね。

例えば身近なところで言うと、過食症の人などは、

食欲がコントロールできずに吐くまで食べてたりしますが、

これなどはもう、自分の人生をコントロールできてるとは言えないと思います。

まあ過食症については、人によっていろいろ原因があるので、

治すのにも人によって対応が全く違ってくるのでまたいつか書こうと思いますが、

自分の人生がコントロールできないくらい欲が強くなってしまうと、

その強欲が原因で人生が終ってしまう場合も出てくるかもしれません。

実際にそうならない為にも、欲はコントロールした方がいいでしょう。

例えば、欲がコントロールできない人のタイプの中には、

なんでもかんでも多種多様にすべて求めていくタイプがいます。

こういった感じの人は、欲の種類を一本化していくと、

自分なりに欲望をコントロールしていける場合があります。

例えば私の場合だと、とくに電化製品が大好きで新商品とか

なんでもかんでも買いたくなる衝動が湧き出てきてしまうのですが、

そこで私は、ひとつだけどうしても叶えたい欲求を決めて、

その欲求が満たせればOKという事にするようにしています。

例えば、今アップルでiPhone7plusがリリースされていますが、

この7+なら容量も最大で256GBあるので、音楽を何百曲入れようが、

写真を何千枚撮ろうが、動画を何時間も撮ろうが、

容量を気にせずにすむのでかなり使い勝手が良さそうです。

ただこれを以前の私だったら

即手に入れようとお金をかき集めていたわけですが、

最近はこういった購買欲や所有欲をコントロールして、

新製品がでたら即購入という行動を止める事ができました。

例えば、こういった新商品が欲しくなった場合、

私の場合だとまず、

それを購入したら自分はとても快適になるのか?

を考えてから行動するようになりました。

もっと具体的に書いていくと、

どんなモノでもそうなんですが、

それを購入する事で「私がとても快適にいきていけるのか?」

を基準に考えて、そこで少し快適になる程度のモノなら

購入を見送るように私はしてみたのです。

実際にこうしていくと、どんなに新しい機能がついたとしても、

少々便利になった程度では心が動かなくなってきます。

これはiPhone7+での例え話ですが、

これはどの系統の商品でも同じように応用できます。

例えば車を購入する時もできますし、マンションを購入する時もできますし、

日々使っていく日用雑貨についても同じように応用できます。

つまり、何かを得ようとする場面で

自分の中にある基準をひとつだけ前もって作っておけば、

今後その基準を満たさない要求は全て跳ね除ける事が出来る。

とういわけです。

もちろん、その基準を低く見積もってしまうと、

ザル基準になりまったく使い物にはなりませんが、

その基準をかなり高い基準にしてしまえば、

多くの欲望や欲求をコントロールしていく事が可能になると思います。

まあ、欲望を完全に無くしてしまえば、

こういった悩みとか出てこないとは思うのですが、

欲望を無くすという行為自体がこの世に生きている事を否定する。

という考え方もあるようなので、そこの所はまた別の機会にでも書いてみようと思います。