いつまでもくよくよしたり、後悔しない生き方

私の知り合いに、いつまでも過去の事について愚痴っていたり、

悲しかった事を思い出してくよくよしてみたり、

ああしておけばよかった、こうしておけばよかったと、

今になって後悔ばかりしている人がいました。

こういった人はもしかしたら貴方の周りにもいるかもしれませんが、

やはりあまり運がいい人とは言えないと思うのです。

ただ考えてみると、人というのは今を生きていかないと、

少なくとも自分らしい生き方はできないのですが、

過去にばかり意識が行ってしまうとどうしても過去に引きずられて

自分らしい自由な発想がし難くなってしまうのは当然な話なのかもしれません。

とにかく過去の事でいつまでもくよくよしたり後悔ばかりしていては、

今を自分らしくしっかり生きていけない事は確かでしょう。

では、実際にそうならない様にする為にはどうしたらいいかといいますと、

もう単純に「今を生きていく」ことだと私は考えています。

例えばいつも過去の事についてぐだぐだ言っている人をみてると、

目の前にある事に集中しなければいけない時に集中する事ができず、

いつも中途半端な事ばかりしています。

注意力が散漫といいますか、優柔不断といいますか、

一点集中がどんな場面でも出来ていないのです。

これだと何をやってもスムーズにいかず、

場合によっては失敗ばかりを繰り返すことになってしまいます。

だから過去についていろいろ考えてしまう人は、

今「目の前にある事に集中する事」です。

そうすれば、過去の事を考える暇が無くなります。

まあ、過去の事をいろいろ考える人というのは、

「今が暇だから」過去の事ばかり考えているとわたしは思うのです。

だからその暇を無くせば、自ずと過去の事を考えるのを止めてしまうという訳です。

例えば、実際に過去の嫌な事を思い出していろいろ悩むのでしたら、

今、目の前にある仕事に対して集中し一心不乱に取り組むとか、

大好きな趣味を時間を忘れてしまうぐらい集中して楽しんでみるとか、

走る事が好きな人なら、天気のいい日に1日中走ってみるというのも悪くありません。

とにかく、今を生きる事に一点集中してみるのです。

そしてこれが完璧に出来れば

いつまでもくよくよしたり後悔する事などは

かなり減っていくと思います。

あと気をつけることがあるとしたら、

少し時間が空いた時とかにふと何かを考えたくなった場合に、

過去の楽しかった事を思い出すようにするといいでしょう。

例えば、出来るだけ積極的に忙しくしていても、

物事と物事との間にふと空き時間が出来てくる事はあるので、

その時にまた過去の嫌な事を思い出すのはやめて

楽しかった事を思い出すのです。

これが習慣になってしまえば、

くよくよする事が本当に綺麗サッパリ消えてなくなりますよ。