この大きな夢を叶えたいなら、
自分の価値を上げることから始めてみるというお話は
実は結構重要なお話でして、
例えばどんな夢でも今の自分にあった叶い方をする場合が多いのですが、
逆に言ってしまうと、今の自分にあっていない壮大な大きな夢というのは、
もし、今の自分にその夢が実現化した時に受け取る為の人としての器が無い場合、
どんなに頑張ってもその夢が叶わない場合が出てきてしまうのです。
例えば、
貴方に1億円上げましょうと誰かに言われたとします。
いや誰かというより神様から貴方にあげると言って来たとしましょうか。
例えばですが、もし万が一こういった場面に遭遇した場合、
今の日本に住んでいる人の多くが、
本音ではのどから手が出るほどそのお金が欲しい状態なのに、
素直に「はい、いただきます」とは言えない場合がホトンドなのです。
まあ、日本に住んでいる人の多くが
こういった場面で謙遜さを表に出してみたり
遠慮したりする「クセ」が付いてしまっているので、
たとえ正当な理由があったとしても、自分の中で設定している
「今の自分の価値以上のものは受け取れない状態」のせいで、
実際には欲しくても素直に受け取れなくなってしまう場面が出てきてしまうわけです。
しかし、こういった状態に陥ってしまった人の場合、
例えば、自分の価値が自分の中で低ければ低いほど、
たとえそれが正当な報酬だったとしても、
なかなか素直に受け取れない場合が出てきてしまうのです。
だからそうならない為にも
自分の価値を「自分で」上げてやるのです。
実際には自分の価値というのは自分で決められるので、
周りの人や他人がなんと言おうとも、
「自分の価値はこうだ」
と決めてしまえば、それがその人の価値となります。
とりあえずは、最初の例え話にも書いた、
ある日神様から1億円貴方にあげましょう。と言われた時に、
いつでも「はい、いただきます」とか「ありがとうございます」
と言って受け取れるように自分の価値を高めていくといいでしょう。
そしてこれが出来てくるようになると、
想像ではなく現実でも何かの正当な報酬として、
一億円ぐらいなら手に入れる事ができるようになれると思います。
もちろんそれに見合った行動は必須となりますが、
その時はもう1億円を受け取ってもいいぐらいに自分には価値があると思っているので、
遠慮して受け取らないという事はなくなります。
ただこれはチャンスを掴む場面と同じ話だと私は思っています。
例えば、自分の目の前に大きなチャンスが見えたとしても、
自分にはそのチャンスは大きすぎると躊躇してしまうと、
その大きなチャンスを逃がしてしまう場合もあるわけです。
まあ、大きな夢を叶えたいなら、
自分自身がそれに見合った人物になっておいた方がその夢が叶いやすい。
という話です。なにかの参考になれば。