他人の悪い所が見えてきて直せばいいのにと思ったときは

自分の悪い癖というのは結構自分では気づきにくいものですが、

他人の悪い癖はどんな鈍感な人でも気付いてしまうので本当に不思議ですよね。

しかし、他人の悪い癖がかなり目につくようであっても、

無理に直せとは言わないほうがいいでしょう。

というのもそもそも他人がやってる悪い癖というのは、

意外と自分もやっている場合が多く、

それを見た相手が自分を真似てやってたりもするので

まずは自分の方から直したほうがいいのがまずひとつ。

そして、そもそも他人を無理に変えようとしても、

なかなか変わってくれないという事あるので無駄骨になる。

という理由もあります。

そしてもっと言ってしまうと、その相手に自分にとって嫌な癖(態度や言動)を

させてしまっている自分自身が変わらない限りは、

いつまで経ってもそういった態度や言葉使いをする人を

目の前から消し去る事ができないと私は思うのです。

つまり、自分の波動(人としてのレベル)が、

相手に嫌な癖をさせてもいい波動(レベル)になってしまっているから、

目の前にそういう人が出てきてしまうという話です。

だからまずは、自分自身が波動をあげてやらないと、

今後もずっと自分の周りの人の態度が

相変わらずの状態のままになります。

だからもし、自分の周りに目に付くような人が出てきたら、

相手の態度が気に入らないとか直したいとか思うよりも前に、

まずは自分を変えてやることを考えるようにしてみてください。

例えば貧乏ゆすりをする人がいて目に付くようだったら、

その相手に貧乏ゆすりをする事など許されない程の人間に自分が成ればいい訳です。

実際に貧乏ゆすりをする人は、

基本的に退屈だったりイライラしてる事が多いので、

自分自身が人に退屈にさせない人間になるか、

イライラさせない人間になればいいというだけの話です。

まあ、他人を変えようと思っていくら説得しようとしても、

変わらないものは絶対に変わりません。

そんな無駄な努力に時間を費やすよりも、

己の人間性を磨いていった方が遥かに有意義だと思います。